第25話

🐥❤️
3,358
2020/04/26 06:05





🐥






























先生の家に着いた。


今日でこの家に住み始めて2日目…


やっぱり、まだ馴染めない。


ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
ねぇあなた、どしたの?
あ な た
えっ?
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
さっきからなんか悩んでるの?
あ な た
え、い、いや…
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
そう…
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
あ、先お風呂行く?
あ な た
あ、ジミン先生行ってきてください
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
え、僕が?
あ な た
はい…あ、か、課題やらなきゃいけないんで!!
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
そっか…。
ジ ミ ン 先 生
ジ ミ ン 先 生
じゃ、先いくね。
あ な た
はい!


なんでだろう…。


自分の気持ちに気づいたら、


なぜかジミン先生にいつもみたいに接することができない


それが、余計に先生を心配させてるのに…。


ほんとは課題なんてないのに、


今の状況から抜け出したくて、嘘をついてしまった。


けど、することが何もない。


そう思って辺りを見回してみたら、


先生の部屋が視界に入った。


先生の部屋には寝る時しか入ったことがない。


なんか…気になる…。


私は、先生の部屋に足を運んだ。










🚪ガチャ




先生の部屋に入ったのはいいけど、結局することはなかった


とりあえず、ベッドに座った。
あ な た
ん…?


先生の引き出しが少し空いている。


ダメなのは分かってるけど、


自分の好奇心には勝てなくて、引き出しを開けた。
あ な た
え…


そこには、


幸せそうな笑顔の先生ととっても綺麗な女の人の


写真があった。


他にも、きっとお揃いだと思われるキーホルダーや


2人のプリクラがあった。
あ な た
見なきゃ良かった…。


こんなの分かってたことだ。


あんなにイケメンで優しい先生に彼女がいないわけがない。


今さら悲しがっても意味はないのに…涙が出る。


こんなに辛いんだ。


片思いって…。


先生が私に優しくしてくれてるのも、好きとかじゃない。


ただの優しさだ。





そろそろ先生がお風呂から出てくるかもしれない。


零れ落ちてくる涙を拭いて、引き出しを閉める。


何事もなかったかのように…


プリ小説オーディオドラマ