プリ小説

第36話

重岡side
目を覚ましたら、眩しかった。

重岡
ん・・・・?
あれ・・?いつの間にか朝になってる。



昨日、濱ちゃんにおんぶされたまんま、結局朝まで寝ちゃったんや。


そう理解して起きようと思って体を動かそうとした瞬間、


桐山
しげおかくん~??
重岡
うおっ!!
ベッドの隣には照史君と淳太君が仁王立ちしてた。

桐山
昨日の夜脱走したんやってぇ~?
照史君に顔を近づけられて問い詰められる。


あれ・・?ばれたん?なんで?
中間
先生が見回りしてたらしげのベッド空っぽやったんで慌てて探したらしいで?
おるはずの濱ちゃんまでおらんし、照史は照史でいびきかいて全く二人のこと見てないし。
淳太君が苦笑いしながら説明して、照史君は「えっ!俺のせい!?」って焦ってる。


中間
まぁ、でも許したる。
淳太君は優しく笑うと、隣にしゃがんだ。
中間
ごめんな・・?酷いこと言ってしもて。もっとしげの気持ち、考えるべきやった。
真っ直ぐに目を見て言われると、なんかこっちが恥ずかしくなる。
重岡
もうええって~、気にしてへんし
そう言って笑うと、淳太君も笑顔になってくれて、わしゃっと頭を撫でてくれた。


桐山
でもあれやで?昨日は濱ちゃんがめっちゃ謝ってくれてたらしいで?俺が連れ出したんですって。
照史君がそう言って指差す先に、

すやすやと眠る濱ちゃんがいた。

重岡
おるん気付かんかった。
そう言うと二人とも吹き出してた。




そっか、濱ちゃん、謝ってくれたんや。





ほんま、濱ちゃんって優しい。






濱ちゃんに怒られることも、淳太君や照史君に怒られることも、俺は結構あるけど、


みんな、俺を大好きでいてくれてるって、ちゃんと分かってる。



もう子供ちゃうし、大好きでいてくれてる人の言葉は、素直に受け入れられるようにならな。





俺のために、ありがとうね、濱ちゃん。



きっと、寝れたのは早朝であろう濱ちゃんの寝顔を見ながら、そう思った。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人