プリ小説

第9話

濱田side
和室で寝てたしげは、晩ごはんを作っていたら起きてきた。
濱田
大丈夫か?
そう声をかけると、眠そうに目をこすりながらも笑って頷く。

しげはそのまま台所の椅子に座ってテーブルに身をゆだねてた。


他のみんなは寝ているしげに気を遣って2階で静かにしてるみたい。

重岡
おいしそうな匂いする・・・煮物?
眠たそうな声がして振り向くとしげがふにゃっと笑った。
濱田
一口食べてみるか?味見
そう言ってかぼちゃを食べさせると、しげはすぐに笑顔になって「おいしいやん」と親指を立てる。


濱田
なにしてるん、腕どこいったん?
ふとしげの服の袖を見たら腕が中にしまわれてて笑いながら背中をさすった時、焦った。
濱田
・・・めっちゃ熱あるやん。・・もしかして寒い?
触れた背中が熱くて焦りながら聞くと、しげは顔を隠して小さく頷いた。
濱田
寝とこ?あったかくして。
そう言ってしげを抱えて和室に行った。

しげを抱えたとき、その軽さに思わず声がでそうになった。


濱田
寒ない?
布団を重ねてかけながら聞くと、こくっと頷く。

じんわりと熱い額に、冷えピタシートを張って頭を撫でた。
濱田
ちょっと待っててな、薬持ってくるから
そう言って部屋を慌てて出たとき、


気付けなかった。





左手が、僕の袖を握ってたこと。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人