プリ小説

第24話

中間side
しげと望が入院して1週間後、望は退院できることになった。

しげはまだあかんみたい。


今日はしげの担当医に呼ばれて6人で応接室に集まった。



応接室に呼ばれると毎度嫌な緊張感がある。

でも、先生が僕らに見せたものに拍子抜けした。



桐山
温泉・・・?

ぽかんと口を開けたまま、照史が首を傾げる。



先生が見せてくれたのは、関西で有名な温泉特集の切り抜き。


濱田
つまり・・俺らに温泉に行けと。
なぜか棒読みの濱ちゃん。
桐山
・・・頭冷せと。
ちょっと笑う照史。
小瀧
温泉なんやから逆に熱くなるやろ。
冷静なツッコミに、照史が鼻で笑う。



全員頭に?が飛んでて、しんとなって先生を一斉に見た。



先生
いや・・・そういうことじゃなくて・・な?
先生はその後、「これ見せたのがまずかった」ってぶつぶつ言いながら説明してくれた。


つまり、しげや望のために、自然の多い場所に出かけるといいってこと。

しげにとっては特に、少しでも症状を和らげる助けになるみたい。


もちろん体調がいい日にしか出かけられないし、遠出はできないけど、「みんなもリラックスできていいと思うよ」って先生は笑顔だった。




さっきとは違い、みんなで顔を合わせて笑う。
先生
あ、でも何かあった時の対処は全員出来るようになってもらいたいし、連絡してくれれば近くの病院も紹介できるから。
そう言う先生に「はーい!」と返事した。



部屋を出てから、まさかの提案にみんなでハイタッチ。
神山
はよ、しげ喜ばせに行こ!
「あいつめっちゃ喜ぶで~」って、みんなでしげの部屋に急いだ。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人