プリ小説

第55話

重岡side
どうしたんやろう。


言い合いなんて、デビューしてからはしてないからなんか不安。




さっきの淳太君の声と、ドアを閉める音にまだ心臓がバクバクしながらドアの方見つめてたら、

こっちにくる足音がして、慌てて布団にもぐった。

重岡
・・っ・・・!!

痛っ!!

いきなり動いたせいで腕と足に激痛。



流星
しげ・・寝とるんかな・・


痛みに耐えながらも寝たふりをしてたら、部屋に入ってきた流星は布団の横に座った。


流星はしばらく動かず、一体何してるんやろうって目をつむったまま考えてたら、



急に手を握られた。





冷たい手。

なんでそんなに冷たいん?



でも、自分の体が熱すぎるからか、流星のひんやりとした手はめっちゃ気持ちええ。






流星は、ゆっくり俺の手を握って、安心したようなため息を漏らした。







何を思ったのか、なんで安心したのかなんて、大体予想できる。




それが、




辛くて、

痛くて、





あぁ、せや。


そういえば腕と足の痛みもそろそろ限界やわ。


重岡
もーあかん!!
流星
うおっ!!
がばっと起き上がったら、流星が飛び跳ねたんちゃうかってくらい驚いてた。
流星
なに!?起きてたん!?びっくりするやん!
大声あげる流星の隣で、勢いよく起き上がったせいの激痛で顔を歪めて俯いてたら、
流星
・・しげ?大丈夫なん?どっか痛いん?どうしたん?肩?腕?足?
心配そうに質問攻め。
重岡
急に起きたから痛い・・
腕をさすりながら顔を上げたら、うわ・・めっちゃ心配そうな顔してるやん。



「大丈夫」っていつものようには強がれなくて、また俯くと、

流星はそっと手を伸ばしてきて腕をさすってくれた。



重岡
・・ありがと
そう呟くと、流星は「うん」って頷くだけ。





重岡
・・・なぁ、なにがあったん?



静かな空間で、そう聞いた。


流星の手が、一瞬止まったのが分かった。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人