第14話

重岡side
1,237
2018/11/03 15:02
7人で生活したいって言いだしたのは俺。

やのに、みんなには迷惑かけてばっかり。


みんなは僕の世話をするために一緒に住んでるんじゃない。


やのに、結局、生活は僕が中心になってしまう。


グループやってそう。


結局、僕のできひん事は、みんなもできない。




部屋に戻って、濱ちゃんと照史君が話をずっと聞いてくれて、

そしたら、2人は優しく笑ってくれた。

濱田
迷惑なんかかけてへんよ。

大変やなって思うことはそりゃあるけど、しげがおるからめっちゃ幸せやし。

7人一緒がええって、誰より願ってたんはお前やろ?
濱ちゃんがにこっと優しく笑う。
桐山
せやで。それにしげがおるから出来ることもいっぱいあるねん。

この7人やったらどのグループにも負けへんやろ?
「俺ほど大食いな奴はおらんで」って笑う照史君。



涙が止まらなくなって、


苦しい。


でも、あったかい。




気付けば濱ちゃんに抱き着いてた。




泣いてもええんや。






俺の居場所はここやねんな、



そう、確信した。

プリ小説オーディオドラマ