朝の8時、淳太君と照史は仕事に向かってって、昼から仕事の俺は食器洗いを済ませる。
今日の朝ごはんは年上3人だけやった。
昨日は1日部屋から出られなかったしげは、夜になると少し元気になって、久々に夜更かしして流星と望と話したりゲームしたりしてたからまだ3人とも寝てる。
神ちゃんは、結局淳太君と言いあった後、部屋から出てこない。
晩ごはんも食べへんかったけど、お腹すいてへんのかな?
そう思って、昨日の残りをチンして2階に上がる。
ーコンコン
ドアをノックしても返事がなくて、開けてみたら、神ちゃんは布団にくるまって寝てた。
そっと、神ちゃんの隣にしゃがんで額に手を当てる。
良かった、熱はないみたい。
てっきり、体調崩してるんかなって思ってたけど、そうじゃないなら安心した。
多分、疲れが出たんやろうな、寝かしといてやろ。
そう、
簡単に片づけて部屋を出た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。