プリ小説

第78話

神山side
重岡
あー、ベッド気持ちええ~

最近自分の部屋で寝てなかったしげは、久しぶりに自分のベッドで寝れて、気持ちよさそうに目をつむってる。



俺は明日個人の仕事やから、台本をベッドの上で読んで、しげは寝っころがったまま「あー」なんて声を出してる。


時折、こんな時間に何やってるんか知らんけど、向かいの部屋から聞こえる濱ちゃんのギターの音と、望の奇声に、「アホや」って小さく呟くしげの声。




最近はずっと、二人部屋なのに俺1人のことばかりで、しげの声が聞こえることが嬉しい。











重岡
なー、神ちゃん


うつぶせのしげに呼ばれて台本から目を上げる。


神山
なに?
重岡
俺もう寝るでー・・今日はよう動いたから眠いー・・・
神山
別に俺の許可いらんで
また台本に目をやってそう言うと、軽く笑った声が聞こえた。








重岡
じゃあおやすみぃ・・・






「うん、おやすみ」そう返してからしばらく、静かになった部屋。
















重岡
・・・今まで、ありがとうなぁ・・・神ちゃん・・・、これからも頼むで・・・




しばらくして小さく聞こえた声に、顔を上げた。



台本を置いて、しげのベッドの隣にしゃがんだら、しげはもうすぅすぅと寝息をたててた。





早いわ、寝付くん。





布団もかぶらず寝てしまったしげに、布団をゆっくりかけて、寝やすいように体制を変えてあげる。






神山
・・・俺のほうこそ、ありがとう




「ありがとう」なんて、そばにいれば言うことは減ってしまう。


一緒に生活しだしてからは、前よりも言う機会がなくなって。




なんでなんかな。







でも、いつも思ってる。



みんなのおかげで、





しげのおかげで、今ここにいれること。






いつだってその感謝を、忘れた日なんてない。







1周年なんて、小さいことかもしれへん。



でも、俺らにとっては奇跡で、


当たり前にこれた日じゃない。








これから、何周年までだって行こう。





おじいちゃんになったって、



7人で、






しげ、





しげも一緒に笑ってような。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人