プリ小説

第16話

小瀧side
神ちゃんに尋ねられた時、ビクッとした。


実は今朝から頭がめっちゃ痛い。

足も、めっちゃ痛い。



やからしんどくてみんなの手伝いもできず突っ立ってた。


重岡
・・・もう行く・・・?
寝室に入ったら、しげが起き上がろうとしたから、「まだやから起きんくていい」って寝かせた。


と、その時、しげにじっと見つめられた。
小瀧
・・・なに?
重岡
しんどいん・・?
しげと声がかぶった。



小瀧
なんで・・?
重岡
・・足、痛そうや
しげは「座っとき」って僕の腕に触れた瞬間、熱っぽさに気付いて「やっぱり」と悲しげな顔をした。
重岡
淳太に・・言わへんと
小瀧
やめてや
起き上がろうとするしげを止める。

小瀧
みんな準備で今忙しいし・・これ以上迷惑かけたくないねん
自分の声が震えてた。



痛いし、多分、このままやと明日には動けんくなってるやろうし、

でも、みんな大変そうで、これ以上負担を増やしたくなかった。


きっとみんな笑顔で対応してくれるやろうけど、内心迷惑だって思ったりしてないやろうか、

そう思うと怖くて。


重岡
小瀧が何も言わんとずっと耐えてる方が、よっぽど迷惑かかると思うで
しげが真っ直ぐに俺を見る。
重岡
俺が言える立場ちゃうけどさ、みんななら大丈夫やで。大変やけど、迷惑とは思ってへんよ。
しげはそう言うと俺の肩を叩いて、「ちょっと待ってて」って部屋を出ていった。

何もできずに座ってたら、しばらくして濱ちゃんがドタドタと部屋に入ってきた。


濱田
ごめんな、気付いてあげれんくて・・・
首を横に振る。

ちゃう。俺がちゃんと言わなあかんかった。
濱田
二人同じ病院でほんま良かったで。奇跡やな。
なんて笑いながら言って、動けない俺をおんぶしてくれる濱ちゃん。


濱田
もっといつもみたいに甘えてくれや。

お前、甘えるん上手やろ?
部屋を出る前にそう言われた言葉が、じんと響いて、



ああ、


しげの言う通りや。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人