プリ小説

第33話

重岡side
濱田
なぁ、一緒に屋上行くか?
濱ちゃんがそう言った。

濱田
もう一回、花摘みに行こうや
そう言われてふふっと笑ってしまう。


やって、花摘みに行こうって、俺ら子供じゃあるまいし。





でも、嬉しくて。





きっと、ばれたら先生に、


きっと、淳太君や照史君にも、




雷落とされるやろうなって、分かってたけど、






しゃがんでくれた濱ちゃんの背中に、迷わず乗った。









重岡
そーっとやで、そーっと

濱ちゃんに、屋上までのばれない行き方を案内する。




初めてやな、

誰かとこっそり病室抜け出すなんて。




子供になったみたいでうれしくて、笑いながら背中にくっつけた頬は、



あったかくって、




いつかと同じ、





濱ちゃんの匂いがした。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人