
第42話
濱田side
車の窓から外を眺めて盛り上がる車内。
今日から1週間、東京での仕事に呼ばれて東京生活。
関西ジュニアの頃のマネージャーは、デビューした僕らのマネージャーになって、気心知れてるし、しげや望の体調もよく分かってくれてて、今回も車で行かせてもらえることになった。
車やと何かあってもすぐに対応できるから安心やねん。
ちょっと時間はかかるけど、ずっと盛り上がってたらあっという間に東京に着いた。
「観光したいね」って言ってたけど、仕事の現場行ってスケジュール見たら、無理そうな感じやって、
そのことに気付いてあからさまに凹んでる人約1名。
みんなに聞かれて、ずーんと凹んでた望はばっと顔を上げた。
望が照史をポカポカ叩いて、みんなが笑ってる。
家でいる時も、こうやって仕事で一緒の時も、なんも変わらへんのが俺らの良さやんな。
でも、
久しぶりに7人一緒に仕事して、それぞれの真剣な表情見れて嬉しかった。
14人のユーザーが応援しています
作者を応援しましょう
シェア&お気に入りしよう!
この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!