プリ小説

第59話

重岡side
何度「何があったん?」って聞いても、濱ちゃんは「大丈夫やから」って言うだけ。



大丈夫なわけないやん。


2階から神ちゃんと淳太君の怒った声聞こえて、何が大丈夫なんよ。




止める濱ちゃんの声も聞かず、無理やり起き上がって階段を上がると、一層大きくなる声。



神山
最近しげ中心やん!
中間
当たり前やろ!?なに?そんなことで怒ってんの!?子供ちゃう・・
神山
ちゃうやん!もっと俺らのことも考えてって言ってんねん!俺やってしんどい時あるねん!
中間
しげはもっとしんどいねん!!


聞こえてくる言葉に、ついてきた流星が俺の肩を止めた。



濱ちゃんも、流星も、

なんで止めるねん。


俺が弱いから?

俺が病人やから?


俺に傷ついてほしくないから?









流星の手も振り払って、


―コンコン


部屋のドアをノックした。






そしたら、急に部屋の中が静かになって、
神山
今度は誰やねん!!
って神ちゃんの声の後、


―ゴンッ



重岡
・・・・っ!!!
ドアが顔に激突。

流星
しげ!!
あまりの勢いに尻餅をついてしまって、流星が慌てて駆け寄ってくる。


重岡
あ・・・・
大丈夫、そう言って立とうとした時、鼻からたらっと赤いものが落ちた。


重岡
やば・・・・
流星
ティッシュ!ティッシュないん!?
濱田
神ちゃん、なんであんな勢いよくドア開けてん!怪我したらどうするん!?
神山
また誰か文句言いに来たんやって思ったからやろ!淳太君みたいに!
中間
はぁ!?もーいい加減にしてや!
流星
そんなんええからティッシュ!!



濱ちゃんにまで責められる神ちゃんに、「違う」って言いたいのに、




言えない。




なんで、こんなことになるんやろ。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人