プリ小説

第66話

中間side
重岡
なー、どのくらいたまった~?
レギュラー番組が始まって早数カ月。

しげの体調に合わせて日程を変更してもらったり、企画を変えてもらったりしながら、楽しい番組ができていて充実している。


今日は収録の日。

雑誌の取材があった俺と照史としげだけ、早めに楽屋に集合していた。



疲れてるのか、寝転がったまましげがずりずりと寄ってきて膝の上に頭をのせてくる。


中間
なんやねん、お前
頭をのせたままぐりぐりと押し付けて笑うしげに、俺も笑ってまう。


ほんま、こういうことよお出来るよな。俺には理解不能。




重岡
な、どれくらいたまった?また増えた?
最近何度も同じように聞かれる。


みんなで出かけたい場所を、思いついたら書いてもらって箱に入れてもらってるんやけど、

それがどのくらいたまったかって話。


中間
ああ、めっちゃたまってきてる
頷いて言うと、しげは嬉しそうに笑った。
重岡
ほんま!俺、10枚くらい入れてんけど
中間
は!?10枚も入れたん?ほぼお前のやんけ!
あのリクエストの山、ほぼしげのなんか・・・。




重岡
俺のリクエストのところ、次は行きたいねんけどな
両手をいじりながら、小さく呟く。



リクエストは適当に決めてるからしげのが当たるとは限らないし、

まずしげのリクエストの場所は大半が遠出すぎてしげの体力じゃ行かれへん。



重岡
10枚も書いてんから、次は俺のが当たるやろ。
中間
せやな、嫌でも当たるわ。
そう言って2人で笑う。






重岡
照史・・・変な寝相・・・
しばらくしたら静かになって、しげがそばで寝てた照史を指さす。


しげの調子が悪い日が多くて、夜中も起きてくれてることの多い照史は寝不足。



中間
しげも寝とったら?収録までまだ時間あるし
眠そうなしげに言うと、頷いて俺の膝に頭乗せたまま目を閉じた。
中間
いや!ソファとかで寝たら!?
つっこみにしげは首を小さく振るだけやった。





なんなん、ほんま。


しげの手は、俺の服をしっかり握ってて、絶対に他の所には寝かせへん気満々。

しょうがないからそのままにしてたら、しばらくすると寝息が聞こえてきて、服をぎゅっと握っていた手もぽてっと落ちた。




絶対に寝違えるわ、って思いながらも、安心しきった寝顔に俺まで安心していた。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人