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第72話

重岡side
迷惑をかけた。




メンバーだけじゃなく、スタッフさんにまで。







責任もってやらなきゃいけない仕事。


やのに、



「できるからやらせて」


なんて、自分でも無理だと分かっていたのに。







今日は無理そうやって、分かってたのに言えなくて。




1番倒れちゃいけない場所で、

1番倒れちゃいけない時に、

突然意識なくなって、



迷惑をかけたどころの話じゃない。





これまで何度も何度も、収録の日を変えてもらって、その度にスタッフさんはいろいろと面倒やし、

打ち合わせでは、一生懸命考えてくれた企画を、出来ないって言われる。



挙句の果てには収録中に倒れてまう。





ほんま、


どうしようもない、センター。







小瀧
・・え・・・


微かな声がして、それは自分の声じゃないと気付く。






急に頬にふれたあったかさと、


目の前の優しい顔は、




なぜか急に涙腺を緩めて、

涙があふれた。







色んなことが頭をよぎって、



いっぱい迷惑かけて、




せや、あん時、小瀧は戸惑ったようにただ立ってた。






いっつも、心配ばっかかけてるな。


ごめんな、こんな頼りないセンターで。







でも、頭をよぎったことは、辛いことばかりじゃない。





なにもかもを、ずっと一緒に乗り越えてきてくれた小瀧は、



大きくて、安心する。






心配かけて、

ごめんな。





でも、




今だけは、


こうさせてや。

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みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人
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