無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第60話

桐山side
桐山
大丈夫やで、今日は体調悪いやろ?やから止まりにくいねん


帰ってきたらなんや大変なことになってた。


とりあえず、鼻血止まらんくなってるしげをソファに座らせて背中をさする。



重岡
・・・なんで・・・こんな・・とまらへん・・の・・?
全然止まってくれない鼻血に不安になったのか、しげは鼻を押さえたまま、泣きそうに顔を歪めた。


桐山
大丈夫や、こうやっておさえとったら絶対止まるから。心配せんでええ
抱きしめるようにしてそう言うと、シゲはコクコク頷いた。







しばらくすると、しげが深いため息をついた。


重岡
神ちゃんは・・・悪くない

俯いたまま、しげはそう呟いた。



桐山
・・・うん、せやな
重岡
神ちゃん・・・今日、ずっと部屋から出てへん
桐山
そうなんか?
重岡
・・・ご飯も食べてへん



ーほんま、くだらない。



ー神ちゃんに八つ当たりすんのやめてや、もう大人やろ。






小さく、そう言った言葉は、



涙で震えてて、




きっと、誰にも言ってない、今だから言えた、しげの苛立ちやった。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

みかん
みかん
WESTの太陽みたいなしげがだいすき。  くいだおれ太郎くんが大好き田舎の関西人
ノンジャンルの作品もっと見る
公式作品もっと見る