紫耀side
マラソンから家に帰る途中
優太と神が肩を組み支え合いながらフラフラと歩いていた
事情を聞くと何者かに襲われたらしい
2人の怪我を何とかするためにあなたの力を借りた
2人は怪我をしててあなたの傷を治す力が無さそうだ、
あなたの肩と鎖骨から血が出てる...
さすがに二人同時は辛かったんだろう
肌はいつも以上に真っ白になり、息が荒く、フラフラしてる
あなたはゆっくりと立ち上がり
1歩1歩ゆっくり歩いてくる
フラッ
ギュッ
フラっとして倒れたあなたを抱き寄せた
ぐったりとしてるあなたの首を支えて傷を治す
ジュルッ...ペロ
あなたは涙を溜めた目をうっすら開けて
くすぐったそうに声を漏らした
あなたは小さく頷いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!