帆乃華side
私には、一つ年下の妹がいた。正義感がある子だった。
妹の名前は里維華………
里維華は、高校も、私と同じ青葉城西に行くって言ってたが、青葉城西には行かず、他の学校に行くことになった。
その原因は、里維華が中学三年生の三学期のこと。
里維華の話によると、その行くことになった学校の教師に誘われたらしい。目隠しをしている身長が高い変な人だったらしい……
里維華は、ここで道を間違えたのかもしれない。
行くことになった高校の名前は、東京都立呪術高等専門学校
高専には、寮があるらしく、里維華は、寮に入った。
メールや電話はたまにしてたけど、会ったりはしなかった。会わなかったことを私は今になって後悔した………………
ある日、里維華は死んだ
急に、電話で、妹が死んだことを告げられた。
なんで、なんで妹は、死んだの?
そう、医療関係者に、聞くと、何も教えてくれなかった………親にも…………
私は、久しぶりに妹の、部屋に入った。
机に手紙が置いてあった。
私宛の手紙だった。
手紙に書いてあったのは……………
『私は、呪術師です。呪術師は、人を守る人のことです』
『お姉ちゃん私のかわりに沢山の人を助けてあげて』
『お姉ちゃん、大好き』
ポロ
里維華は、本当に言葉足らずだな…………
良いよ、里維華の変わりに人を助けるよ………私も大好きだよ…………
凛華…………え?………………
え…………………今………………なんて…………?
私の凛華への憎しみが前よりも大きくなった………
-------------------------------------------------------------------------
こんにちは〜作者です‼︎
今回は、帆乃華ちゃんの過去編パート2でした
‼︎
新キャラの凛華ちゃんの設定は次回くらいだと思います‼︎
(・◇・)/~~~
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!