第3話

🌸
1,005
2022/09/19 07:29


村上「しら...さぎさん..?」

「おう!しかもこいつ、ただのボーダーじゃなくて、A級隊員って言ってめちゃくちゃ強い隊員なんだよ!すげーんだよ!」


と、男子生徒は目をキラキラ輝かせて話した


『もう〜!私から村上くんに言おうと思ってたのに〜!!』


と、白鷺さんはその男子生徒をポカスカと叩いた


にしても驚いた。



白鷺さんがボーダーってことは、俺の先輩に当たるのだろうか?






ある程度は支部の先輩に聞いたことで、A級が凄い人たちの集まりだと言うことは知っている。



『まぁ、てことで、私も実はボーダーやってるんだ!これから、どうぞよろしくね!村上くん!』


と、また彼女は握手しようと言わんばかりに手を差し出してきた



村上「さっきもしましたよね?」




『そんなのいいからいいから〜私は嬉しいの、ボーダーの友達が増えて。』



そうやって笑う彼女を見てなんだか胸が暖かくなる。




俺は差し出された彼女の手をしっかりと握り、


村上「よろしく、」


と、一言付け加えた


ガシッ


村上「え、」



すると彼女は、俺の腕をぎゅっと掴み、


『それじゃあ、早速、うちの学年のボーダー友達紹介するよ!』


村上「え、ちょ、白鷺さん?」


待って、と言おうとしたが、彼女はむりやり俺を教室から引っ張り出してった



でも、彼女の好意を無駄にすることも出来ず、俺は大人しく彼女に引っ張られていくことにした。

















____________
______
__



村上「でも、よくよく考えれば白鷺のおかげだったのかもしれないな...お前たちとこうして仲良くやれてるのは...」


当真「そうか?まぁ、時間は少しかかるけど、あなたが居なくたって気にせず俺らは仲良くやれてたと思うぜ。」


と、まるで酒を嗜むかのようにお冷を飲む当真。





今は、村上、当真、影浦、水上、北添という18歳組が仲良く「かげうら」でお好み焼きを食べている最中だった。


村上「いや、どうかな...俺はサイドエフェクトのこともあってか、人と関わるのには勇気がいったし、あの時本当に白鷺が傍にいてくれて、俺に話しかけてくれて、仲良くしてくれて、本当に良かったと思う。」


水上「ま、俺達もあいつがきっかけで村上のこと知ったんやしな。」




《ちょ、みんな朗報ー!!私のクラスの転校生、ボーダー入ったんだってー!》


と、1年ほど前にいきなり水上達の教室に村上を引っ張って押しかけてきたあなたの姿が浮かんだ


北添「あはは、あの時は何事、何事だったよね〜」


当真「王子のやつなんか鋼に早速あだ名考えてんだぜ。コミュ力高すぎだろ。」


村上「はは、あだ名はさすがに俺も驚いたな。」


と、当時の話をしていると、隣でお好み焼きを焼いてくれていた影浦が口を開いた



影浦「で、鋼。それは惚れ話か?」


と、ニヤニヤしながら聞いてくる影浦



村上「なっ...惚れ話って、、そんなんじゃ...」



当真「いや、今のはどう考えても惚れ話だろ。」


水上「村上があなたちゃんに惚れるまでの過程の話やな。」


北添「だよね〜」


村上「いや、別に俺は...!」


村上は、少し顔を赤くして否定しようとしたが、


影浦「隠しても意味ねえぞ、鋼。普通に分かるわ。」



北添「好きな女の子を見る目だよね〜ゾエさん恋バナとか、なんだかドキドキー」


村上「っ...」




当真「ってことで、いつからだ?あなたを異性として見始めたのは、」


と、当真に続き、その場にいる皆が村上をじーっと見つめて返事を待つ


村上「お、俺が...B級上がった頃には既に....」


そう答えた村上の顔は耳まで真っ赤だった

当真「拗らせてんな〜」


水上「拗らせてますわなー」


北添「ゾエさんは鋼くんの味方だからね〜!いつでも相談乗るよー!」


と、涙目になるゾエさんに





影浦「はっ、女に落ちたテメェのズラもいいもんだな。」



と、ニヤける影浦。




周りに白鷺のことが好きだということがバレていた....



それが、だんだんと恥ずかしくなってきて、






「もうからかわないでくれ...///」





と、おでこをテーブルの上にくっつけ、真っ赤な顔を隠した。





___next⤵︎ ︎

プリ小説オーディオドラマ