第1話

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1,312
2022/09/19 07:29



ボーダーにスカウトされて、三門市に引っ越して....




もちろん、学校も転校にすることになった。




サイドエフェクトのこともあってか、ボーダーになることを案外すんなり了承したし、




配属された支部の人達もいい人ばかりだから、ボーダーになれて本当に良かったと思う。






でもやっぱり、





新しい環境に馴染めるか不安だった。




学校の人も、ボーダーの人も、みんな初めて会う人。






「はじめまして、村上鋼です。」



転校初日、上手くいかないと思ってた。



冬が終わり、春が始まる。







時期も時期だ。


「(このタイミングで転校してくるのはやっぱりおかしいよな。)」



「それじゃあ、村上くんは白鷺さんの隣の席ね。1番後ろの...空いてる席。」


先生が言った通り、1番後ろのの席を探すと、一席空いており、



『村上く〜ん!こっち!』


その空席の隣の席の女子生徒が、手を振っていた。


「(あの人が...白鷺さんか。)」



俺は自分の席の方まで歩き、



「あの、教えてくれてありがとう。」


と、一言隣の席の彼女に向けてお礼を言った



『いやいや!お礼を言われるほどのことしてないよ!でも、どういたしまして〜』







『それより...村上くん...だよね?私、白鷺あなたって言うの。よろしくね。』



そう明るく笑い、片手を伸ばしてきた。




ほらっ、握手しよ!と言われたので俺は、






「よろしく、白鷺さん。」




そう言い、俺は彼女の手を握った。


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