第5話

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2022/09/19 07:29

村上「もう...からかわないでくれ...///」




と、真っ赤な顔をテーブルに押し付け隠した。




『あ!ごめーん!おまたせ!』



と、店の入口から村上達のいる席にやってきたあなた。



当真「お!あなた、丁度いいところに!」


影浦「おせーよ。」


村上「(白鷺...やばい、今の真っ赤な顔見られたくない...)」




と、更に両手で顔を覆って隠す村上



あえて当真達が空けていた村上の隣の席に、あなたは座った。



『あ、なんだ〜今焼けたところじゃん!って...村上...くん?顔赤いよ?』


「大丈夫?」と、村上を心配するあなたと、ニヤニヤしてそれを見守る周りのヤツら


村上「大丈夫...ちょっと暑かっただけだから..」


『うーん、そっか...体調悪くなったら言ってね。』



と、あなたは優しく笑いかけた。


水上「んで、玉狛の新人どうなん?なんかヤバいって噂になってるらしいやん。」


北添「うんうん、初戦8得点でもう中位入りでしょ?凄いよねぇ。なんか普通の新人じゃなさそうって言うか、さすが玉狛だよねぇ。」



当真「その玉狛のスナイパーの女子なんて、訓練場の壁に穴開けたって聞いたぜ?」


水上「なんやそれ、まじか...」






影浦「玉狛ァ?なんだそれ、」





北添「カゲはもうちょっとログを見よう?」


と、今シーズンの玉狛の新人の話題が出てくる



村上「白鷺は...その新人達の師匠をしているんだろう?その...強いのか?」




『お、村上くーん、それ聞いちゃう?』


ふふーん、とあなたは何故か誇らしげな顔になる


『そりゃもう、みんな凄く強くてね!戦略もしっかり練れてるし、真面目だし、なにより凄く頑張り屋さんなの!』


水上「ほー、白鷺がそんなに過大評価するなんて相当やん。」


『あ、ちなみに言っておくけど、桐絵の弟子の子なんか、私が孤月使って10本勝負したら、3本取られたからね?』



北添「え!?あなたちゃんから3本!?その子何者なの?」



影浦「オメーに三本か...やるじゃねぇか。」


『まぁ、孤月現役だったら余裕で10本中10本取ってたけどね!』


と、自信満々で余裕の笑みを浮かべるあなた。


当真「ちなみに、鋼とその新人だったらどっちが強いんだ?」


村上「え、俺?」




『うーん、村上くんと遊真くんか...』


あなたは腕を組んで考える



村上「(俺って言って欲しい...)」


『うーん、ゆうまく..いや、まだ村上くんの方が強いかもね。』



村上「(よし...!)」


と、心の中でガッツポーズする村上



当真「まだ...とは?」


『村上くんはサイドエフェクトのこともあるし、戦ってみないと分からないかもなぁって。』


北添「なる..ほど?」


『新人の子...遊真くんはね、戦い慣れてるって言うか、予想外の状況に対する適応力があるというか、....』


『とにかくすごい子なの!うちの新人、この調子ならいずれか影浦隊にも鈴鳴にも、生駒隊にも当たると思うし、その目で確かめてみなよ。』



村上「そうか、それは、楽しみ...だな。」



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