永瀬家side
廉「なぁ、唯」
唯「なぁに?廉くん」
廉「俺、唯に話したいことあるんだわ」
唯「そうなの、聞くよ」
廉「いや、今週の土曜空いてる?」
唯「空いてるけど…」
廉「買い物しよう。その時に話す」
唯「いいよっ☺」
廉「ありがとう」
あなたの家side
『ねえ、お母さん』
母「何??」
『永瀬先輩ね、とうとう唯さんに告うらしいよ』
あなたとお母さんは
とっても仲良しなんです(笑)なんでも話す仲
先輩が好きなこと、毎日告白してること
先輩に好きな人がいることなんでも話します
母「あら~ほんとにっ?ってあなたはいいの?」
『だって先輩が、可哀想だし…』
母「まぁそれはねぇ」
『まぁ、私もぜんっぜん先輩のこと諦めてないから!』
あなたside
先輩に、余計なことすんなよ
なんて言われて
素直に"はい、分かりましたっ"
って言うほど私は、偉くないのよ
だからね
次の日______
永瀬が学校に来ると…
裕翔「なぁ廉、お前なんか大会出んの?」
永瀬「は?」
学校を見るとそこには
" 永瀬廉 頑張れ👊あなた全力応援中 "
という横断幕が
永瀬「あの野郎…ぶっ殺したるわ💢」
裕翔「落ち着けよ~てか、何に出るの?」
永瀬「なんにも出ないわ!ちょっとあなたのとこ行ってくる💢」
『わー先輩から呼び出しなんて💓』
永瀬「おい、お前昨日なんにもすんなっつたよな?」
『はい』
永瀬「なんなんだこの横断幕は」
『先輩、剥がしたんですかそれ』
ビリッビリッ
『あぁ徹夜して作ったのに』
永瀬「知らんわそんなん」
「このままだと、待ってるのも禁止にすんぞ」
あなたside
えぇせっかく先輩に作ったのに
『それだけは、嫌です』
永瀬「だったら大人しくしてろ」
『ういー』
永瀬「ったくお前なほんとに人騒がせだな」
とか言いつつ
先輩、私のこと嫌いじゃないよね?
だって普通は
もう、待ってるとか言うな!絶対に
お前とは話さない!って言うのが
普通じゃん
これって脈あるかな?
まずは先輩の告白が無事に終わりますように🙏
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!