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第17話

11 "好き"って何だろう。
4,210
2021/01/26 16:12
星那(主)
星那(主)
お待たせ致しました!!
今回からはスマイルさんとの恋物語!!
哲学好きな彼とあなたさんはどう恋仲になっていくのでしょうか~!!
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こっちに来て早2ヶ月。

なかむくんのおかげでクラスのみんな、それからワイテルズのみんなとも打ち解けることが出来た。

それでも、私はまだクラスで1人打ち解けられていない男の子がいた。
スマイル
スマイル
そう。隣の席の子だ。(席替え済み)
なかむくんが言うには"面白くて良い奴"らしいんだけど。

休み時間に入れば机から分厚い本を取り出して黙々と読むし、放課後も荷物をさっさとまとめてなかむくんの席に行ってしまう。

そのため、まだ私は彼と話したことがない。
(なまえ)
あなた
はぁ…
クラスメイト
クラスメイト
どうしたの~?
あなたちゃん
(なまえ)
あなた
いやぁまぁ…
クラスメイト
クラスメイト
なんかあったら相談してねー?
じゃあ席戻るよー
(なまえ)
あなた
あ、うん。ありがとう
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授業前
(なまえ)
あなた
あれ、4時限目英語だよね。
あれ。あれ
鞄をひっくり返す。
でもそこに英語の教科書はない。
クラスメイト
クラスメイト
どうしたー?
(なまえ)
あなた
英語の教科書忘れた…
クラスメイト
クラスメイト
英語嫌いだからって教科書忘れんなよ((笑
須磨元に見せて貰えば?
(なまえ)
あなた
まぁ、そうする…
今日もまた分厚い本に目を通す彼に私は声をかけようとした。

と、同時に彼が教科書を差し出す。
スマイル
スマイル
…見る?
予想もしていなかった行動に私は戸惑いを見せつつお礼を言う。
(なまえ)
あなた
あ、ありがとう
その後の授業は須磨元君のおかげで授業を受けることが出来た。
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放課後
先生
先生
あ、須磨元ー東雲ー
私が教科書を片付けていると先生に呼び止められた。
(なまえ)
あなた
なんですかー?
スマイル
スマイル
…はい
相変わらず須磨元くんは口数が少ない。
先生
先生
この資料を準備室に持っていくのと準備室を片付けておいてくれないか
そう先生は言って重たい資料を私たちに託す。
(なまえ)
あなた
なぜ私達が!?
先生
先生
2人とも委員会に入ってないから暇だろうと思って。
(なまえ)
あなた
はぁ…



























無口な紫色の彼との二人の時間。

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