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2020/12/11

第8話

7話



後輩「月菜せんぱ~い、遅いですよ~。」
月菜
ごめん、ごめん。
月菜
どこまで、出来た?
後輩「とりあえず、サビ前です。」
  「私もです。」
月菜
おっ!順調、順調。
月菜
じゃあ、今日はもうちょっと練習してから終わろっか。
後輩「はい!」



みんな初めての曲にしては上出来で、これならコンサートにも無事に間に合いそうだ。



月菜
みんなバラバラで帰るから二人も好きなときに帰って大丈夫だからね。
後輩「はい、」
  「あ、月菜先輩。私これから塾行くので帰って大丈夫ですか?」
月菜
え!?塾だったの!?
後輩「はい...」
月菜
それなら早く言ってよ、
月菜
時間大丈夫?間に合う?
後輩「はい、全然大丈夫ですよ。」
月菜
なら、よかった。これからはちゃんと言ってね。
後輩「はい」
  
  「なんか、月菜先輩お母さんみたいw」
月菜
だれがお母さんじゃw
後輩「wwww」

  「あ、じゃあ失礼します。」
月菜
うん、ばいばい


後輩が1人帰って、数十分経った頃、さすがに遅くなるのでもう一人も帰らせた。

私はまだ進めたかったので一人残って練習することに、
かといってもまだ、運動部がちらほら残っている。
月菜
~~~♪
月菜
いや、ここはもっとこうしたほうが...
月菜
いや、でもなぁ、
一人で悩み続けていると、空には1番星が輝いていた。
月菜
え、もうこんなに暗いの!?
時計に目を向けると時刻は7時前。
あんなに残っていた運動部ももう残っていない。
月菜
さすがに、帰らないとやばい
慌てて楽器を片付け、音楽室に施錠し玄関へと急いだ。
職員室に鍵を返す時先生が「まだいたのか!?」と驚いていたけど...
月菜
あぁ、帰る人いないや、
根っからの寂しがりやな私は、一人で帰ることが憂鬱でしかなくて、
いつも誰かと一緒に帰るのだけど、こんな時間に帰る生徒は見当たらない。

むしろ、私最後なんじゃない?
このまま、一人で帰るのかぁと思っていると、
海斗
あれ、月菜今から帰るの?
月菜
えっ?
声がした方へ振り返るとそこには海斗が。
月菜
そうだけど、
海斗
吹奏楽そんなに今遅いの?
月菜
いや、私だけ。今日残って練習してたらこんな時間になってて...
海斗
いやいや、さすがに遅くね?
月菜
あははは、
海斗
あははは、じゃなくてこんな時間一人で帰ったら危ないだろ
月菜
え?大丈夫だよ。私別にか弱い女の子じゃないんだしw
海斗
か弱いは当てはまらないとして、女の子は当てはまるだろ。
月菜
私のことは、か弱い女の子じゃないと思ってるんだ。ふーん。そっかぁ。
海斗
お前めんどくせぇな、どっちなんだよw
月菜
いや、か弱くはないよw
海斗
ま、でも帰る人いねぇし、一緒に帰ろうぜ。
月菜
え////...うん。
海斗
嫌か?
月菜
別に、嫌とは言ってないし、
海斗
じゃ、帰るか
月菜
うん
そして、海斗と二人で帰ることに。
一緒に帰っているうちに1つ疑問が浮かんだ。
月菜
てか、なんで海斗もあんな時間に帰ってたの?
海斗
バスケの個人練習。大会もあるしな。
月菜
でもその大会3年の引退試合でしょ。だったら3年がメインなんじゃ...
海斗
まぁそりゃ3年がメインなんだけど、
新チームになったときにちゃんと成り立つかどうか、見るために俺らも出るから。
月菜
へぇ、すごいじゃん。
海斗
思ってねぇだろw
月菜
バレた?
海斗
バレたじゃないってwもっとすごいと思って聞けよw
月菜
いや、すごいとは思ってるけど、よくわかんないからさ、
海斗
でも、月菜って中学の時バレーしてたんだろ。運動部なら分かるんじゃねぇ―の?
月菜
っ、、、バレーはやってたよ、
海斗
だよな、でもなんで今はしてねぇの?美奈もやってるのに...
月菜
それはっ、
海斗
それとも吹奏楽に美空がいたから?
月菜
...
海斗
もしかして、聞いちゃいけない話だった?
月菜
いや、その...また今度話すよ。
海斗
ごめん、聞かれたくないことだったよな。
月菜
大丈夫だから。
気づいたら家の前まで来ていた。
月菜
私、家ここだから。じゃあまた明日。ばいばい。
海斗
ぇ、あ、ちょ。
海斗から逃げるように家の中に入った。


バレーか、私の記憶の中から消したい思い出。

あの時私はどうしていたらよかったんだろう。





過去は変えることはできないのに、今日また思い出して涙を流してしまった。
そして気づいたら私は眠りに落ちていた。