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第3話

2.
宇髄天元
よっ、不死川。
不死川実弥
……宇髄…
宇髄天元
良かったのかよ?
不死川実弥
……。
授業を受ける気になれなくて、屋上で空を眺めていれば。
どっかの派手好きな同級生が、声を掛けて来た。
宇髄天元
やぁっとお前も 思い出した﹅﹅﹅﹅﹅ かと思えば……そうか、お前はそういう決断をすんだなぁ…
不死川実弥
……お前もォ?
宇髄天元
お前と夜風以外、全員思い出してたんだぜ?
宇髄天元
──……前世の記憶。
……そうか、じゃあこいつらは全部知ってんのか。

前世………鬼を狩ってた時代。
……そして、俺と夜風に何があったのか。
全部。
宇髄天元
どういう決断をしようが、お前の勝手だけどよ。
宇髄天元
……後悔すんなよ?
そう一言残し、去って行く宇髄。
……無理だわ、そんなの。
もう既に後悔しちまってる。
色んな感情が俺ん中でグルグルと駆け巡って、やっと出した答えがこれなんだ。

……と、その時。



──…ガチャッ。


不死川実弥
!?
誰かが来た。
咄嗟に身を隠す。

……屋上に上がってきた人物は、俺の想像を遥かに超えた“2人”だった。
夜風よかぜあなた
と、冨岡、せんぱッッ……
冨岡義勇
……俺に何があったのか話してみろ。
何か力になれるかもしれない。
不死川実弥
ッッ……
……あなたと……冨岡。
何でアイツが、冨岡なんかと……。

俺に募っていた怒りは、次の瞬間。
……一瞬にして冷めた。
冨岡義勇
……夜風は……好きなのか?
夜風よかぜあなた
……当たり前ですよ。……愛、してます…。
……は?
冨岡義勇
……俺も好きだ。
……立ち聞きしていた俺は、そのままズルズルと地面に座り込んで。
嫉妬と、絶望と、失望感と。

とにかく色々な感情に襲われて。
……あぁ、そんな簡単に…諦められんだな、お前は。
別れたのは、俺の勝手なあがない。
犯した罪への、勝手な償い。
だから……こんな事になるのも、簡単に想像できただろ。
不死川実弥
……馬鹿みてェだなァ……俺……
誰にも聞こえないくらいの声量で、呟く。
何故だか、涙腺もぶっ壊れやがった。

……あぁ。

お前があいつを選んだなら、それでいい。
認めたくねぇが、俺よりはお前を幸せに出来る筈だ。
……けど。















︎︎
不死川実弥
俺は、お前を……愛してんのになァ……




















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