どうも、ぺけたんです。
なんで俺かって?
聞いてくれよ…
俺はンダホと付き合っている。
もうラブラブなんだよ♡
まじ俺の彼女可愛い!天使!女神!
背は俺より高いけどいつも甘えてくるし
寂しがり屋なとこもあって
我慢しがちだけど毎回俺のためって言うの
クソ可愛い( ˙꒳˙ )
まぁ惚気はこのくらいで勘弁してあげる。
ほんとはあと1週間くらい話せるけど…。
で、
いくら彼女といったって彼は男ですから、
そりゃ受けてきな意味で使ってるだけよ。
昨日も愛しのンダホと激しい夜を過ごしたのさ!
でね、終わったあとそのまま寝ちゃったのよ。
裸のままで。
俺は今布団の中にいます。
ごろんと横を向いてンダホの顔を見ようと思ったの…
ぺ「( ˘•ω•˘ ;)ダレ?」
隣には裸のまま寝ている女の子。
ぺ「え、え…ンダホ?ンダホどこ〜( ; _ ; )」
ンダホを探すのに周りをキョロキョロしていると
女の子が起きた。
?「んう…ぺけぇ?ろうちたの?」
寝ぼけたまま俺に話しかける女の子
ぺ「え、え、だれ( ;ᯅ; )」
?「ん?ンダホだよ〜?」
は?ンダホ?
待って待って!
おかしい!
ぺ「ん、ンダホは男だよ!」
?「そうだよ?」
事が分かっていないようだ。
俺は近くにあった鏡を女の子に見せた。
ン「ポケー( ˙-˙ )ー…え?誰これ」
さすがに起きたらしい。
頭のてっぺんからつま先まで完璧に女の子なんだ。
不思議。
ン「え、え…ぺけえええ(´;ω;`)」
ンダホが俺に抱きついてくる。
女の子が起きたらなぜかンダホだって信じられるようになった。
ぺ「ヨシヨシ( ´。•ω•)ノ"(っ <。)」
やっぱり不安だよね。
でも、よくよく見るとめっちゃ可愛いんだよね。
ぺ「…あ、ンダホ、ごめん、離れて」
ン「え( ;ᯅ; )やっぱり嫌だよね!ごめん!」
ぺ「あ、いや!違くて!」
抱きつかれた時に感じた柔らかさ。
しかも、女の子になった途端身長が俺より小さくなった。
そしてよくよく考えると
俺ら今裸…。
裸の女の子が裸の男に抱きついてるこの状況。
さすがの俺も男ですから…///
ぺ「ンダホ!服着よう///」
ン「あ!裸だ!ごめん!」
とにかく、原因を突き止めなきゃ行けないんだ。
服を着てスマホを見るとLINEがきていた。
動いていたのはフィッシャーズグループ。
ぺ「あ…ンダホ!!!」
LINEトークをンダホに見せる。
ン「え…まじか。」
どうやらシルクとモトキも女の子になったらしい。
今日はちょうど撮影もあるからその時に聞くしかない。
それまでは…ちょっと独り占めしてもいいかな
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。