第16話

No. FIFTEEN
2,709
2021/03/07 08:05
あなた「君は、行かなくて良いの?」

私の質問に、赤羽業は答えなかった。

代わりに、質問された。











赤羽「アレは、なんなの、?」






あなた「アレって、コレの事?」

私は、この教室に住み着いている、呪霊アレを指差した。

すると、赤羽業は頷いた。

あなた「さっきから、見え始めたの?」






赤羽「、小さい頃から」

まじかぁ。

これはお兄ちゃんに見てもらわないとなぁ。

あなた「取り合えず、コイツ祓うまでは、君達は死なない。死なせないから安心して」

赤羽「っ、そう」

あなた「じゃあ、私は帰るから、烏間さんにでも伝えておいて」

そう言って私は、教室の窓から外に出た。





















校門から出ると、甚爾さんが来た。

甚爾「大丈夫か?」

あなた「帰ったらすぐ寝る」


甚爾「風呂は?入れてやろうか?」

私を、赤ちゃんを片手で抱っこするように、甚爾さんは抱き抱えた。

あなた「ん~。そうしてもらおうかな」

甚爾「了解」





*****




日曜日
今日、あの呪霊を祓います。

甚爾さんは任務で青森です。

お土産を持って帰ってきてもらうので、めっちゃ楽しみ!

甚爾「気ぃつけろよ」

あなた「あったり前でしょ!」

私は甚爾さんとハグをして、頬にキスをしてから家を出た。










私は校門の前に立って、左手の人差し指と中指を立てた。



『闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え』



3年E組の敷地全体を覆うように、夜になっていった。

あなた「始めますか!」


























校舎の中に入ると、赤色の髪と水色の髪が目に入った。































あなた「なんで居るんだよ!」







































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ちょっと、更新遅い感じ?

メンゴ!

今回新情報があったね!

こっから、どうなるんだろうねw

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