第91話

No 伏線
761
2021/12/27 13:39
『 なんで護衛してんだよ。俺らそこまで弱くねぇよ 』



『 なあ、教えろや 』






あの時言われた言葉。




なんで? 任務だから。


弱くない? 誰に向かって言ってんの?w呪霊相手だよ?www


教えろって? 規則で決まってて言えないよ。






『 …やっぱ、教えねぇじゃん 』



私の事情も知らないで…



『 呪霊とか呪術師とか、どぉでもいいわ。俺より弱いだろ? 』



私の大切な人を侮辱してんじゃねぇよ



『 オマエだって、何もできねぇガキだろ? 』



少なくとも守られてるお前らよりは出来るガキだよ



『 どうせ、雄英に入ったのは親のコネとかなんだろ? 』



ちげぇよ。上層部の強制だよ。



『 …なんか言えや 』



言いたくても言えないんだよ。








そもそも、この任務任されたのはお前らが襲われたからだろ?



お前らが弱かったからだろ?



何が違うの?



ああ、そうか。自分が弱いことを認めたくないんだ。





















そのせいで他人わたしに迷惑かかってるのに?






なんで私が、そんな目に合わないといけないの?






なんで私が、そんなこと考えて口に出さないようにしないといけないの?






なんで私が、こんなこと思わないといけないの?






ああ、そうか…














コイツが勝手に私のパソコンを覗いたからだ。



そもそも、上層部共が私にこの任務を渡さなければよかったんだ。





















          コイツがいなければ…








          上層部が居なければ…!





*****




耳郎「ね、ねえ… ヤバいんじゃない…?」


私の目に光は亡く、殺意が駄々洩れだった。






爆豪が仰向けに倒れ込んだ所に、跨り座った。











あなた「まずは最初の一歩」






切島「おい!!先生呼ぶぞ!!!!!」



『空間収納』という、ものを視えない空間に仕舞う






術式から、小刀の日本刀を右手で取り出した。






          『 術式反転 赫 』











小刀を持っている右手ごと、弾き飛ばされた。






こんなことが出来るのは、この世で2人。











無下限呪術を使っていることから、今やったのは一人だけだ。


















          あなた「お兄ちゃん (o^―^o)ニコォ」



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