上層部「1か月程度の謹慎だ」
そう言われて、取り合えず雄英に戻った。
爆豪に謝りに行かないといけないから、だそうだ。
五条「あなた、ちゃんと謝れよ?」
あなた「分ってるよ。私が悪かったんだからさ」
五条「…なんか、変わったな」
あなた「え。どど、どこが…?」
五条「雰囲気?とか…??ってかどんだけ驚いてんだよ」
あなた「あー、そういうことね。いや?驚いてないよ?」
五条「嘘つけ」
あなた「♪~(° ε ° ` ;) ピ ヒュー」
そんな話をしている間に、雄英高校に着いた。
まずは職員室で今回のことを説明してから、寮に行って謝りに行く。
感情という仮面を付ける。
…しばらく、これからずっと、仮面を外せないだろう……。
まあ、得意だから、この仮面が壊れ取れることは無い。
*****
葉隠「護衛の任務ってどういうこと!!?あなたちゃん!!!」
………。
お兄ちゃん、クラス全部に広まっているのは聞いてないよ、私も…。
取り合えず、八百万が詳しく分かりやすく教えてくれた。
教室で残りの授業を受けて、寮に戻った。
共同スペースに全員が集まり、私について話していた。
んで、緑谷が呪術師なんじゃないかって言って、
轟がそうって断定した。
そこに私が帰ってきた。って感じらしい。
五条「そう言う事ね。でもまあ、そんなことは置いといて、あなた?」
あなた「うん」
私は爆豪の前まで行って、目を見つめた。
あなた「爆豪、ごめん。殺そうとした」
頭は下げない。いや、下げれないの方が合っている…。
爆豪「知ってるわ!んなことで俺は死なねぇ」
眉を下げた " 表情 " から、少し安心した " 表情 " に変えた。
あなた「…ありがとう」
そして、笑った " 表情 " もした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!