第17話

No. SIXTEEN
2,681
2021/03/12 15:00
あなた「最悪。」

私はそう呟いて、二人の周りに3重の圧縮した空気の層を作った。











なんで居んの?






呪霊「ナンデジャマスル」

あなた「喋んなよ」

私は跳び蹴りして呪霊を外に出した。











特級だな。結構なタメが必要になるじゃん。一発で決めないと、



多分私、







倒れるな。














予想外な者が居るからさ、その分の呪力消費が半端じゃないんだけど。マジで、勘弁してほしいよ。






あなた「やべぇわ」






呪具を使ってでも、今の私にはキツイ。あ~あ。お兄ちゃんだったら瞬殺だろうなぁ。











あ~~!自分の気持ちが負けてるじゃん!

最近、弱気になってるからなぁ。

あなた「絶対、何が何でも、勝つ」

言霊にしておく。

自分の周りの空気を圧縮してバリアが作れないから、怖いな。足が鋤くむ。
















私は、空気に収納していた呪具を取り出して対戦した。

甚爾さんに体術とかの接近戦を教えてもらっているから、″万全の状態なら″動ける。









そう、万全の状態なら、だ。

今は、万全の状態な訳がない。でも、ある程度は動ける。意識が朦朧とするけど。

あなた「ぅがッ!」

体制を崩した瞬間に、遠くに飛ばされた。運良く、グラウンドに生えている木にぶつかった。背中と頭を思いっ切り、ぶつけたけど。

あなた「げほっ。血ぃ、出た」

頭から血は流れているし、吐血した。でも、任務だから最後まで動かないと。

それに、一度でも護ると決めたから、最後まで護らないと、自分を曲げることになる。これだけは、嫌だ。








例え、守りたくなくても、任務で護衛を引き受けたのなら、最後まで守り通す。











それが、筋ってものでしょ?

あなた「ふぅぅ…」

深呼吸をして、集中する。どうすれば、私以外に意識が向かって、術式発動のタメ中に攻撃されないか。を考える。
































ん?タメながら動けば良きじゃね?

あなた「やって、みるか」

私は片手を相手に突き出して、相手の周りを走り回った。





























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戦闘シーン、ムズすぎ!

絶対、戦闘シーンを次回で終わらせてやる!

そのあとは平和にしてやんよ!

つっても、ヒロアカになるんやけどねw

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