第4話

目

605

2019/08/29 12:00

さとみ

おはよー！

時町凛子

【頭を下げる】

莉犬

凛子ちゃーん

時町凛子

【首を傾げる】

莉犬

よしよししてー！(さとちゃん嫉妬してくれるかな？)

時町凛子

【微笑みながらよしよしする】

莉犬

えへへー(予想以上にほっとするなぁー)

さとみ

…(………そんな気にならないなぁ…)

ジェル

さとみーどう？

さとみ

何が？

ジェル

昨日の話

さとみ

うーん

さとみ

なんというか

さとみ

家族って感じするw

ころん

家族なの？！

さとみ

ちげーよ！w

るぅと

ころちゃんはやっぱりばかですね

ころん

うるせえ！

ななもり。

(…家族か)

さとみ

あ、凛子ー

さとみ

今日は一緒に帰れる？

時町凛子

…

時町凛子

【頷く】

さとみ

おー！

莉犬

やったね！さとみくん！【よしよしされながら】

さとみ

だまれわんわん

莉犬

は？！

ジェル

wwww

るぅと

ころちゃんも楽しみですよね？

ころん

んなわけない！w

ななもり。

じゃあまた放課後ねー





放課後

さとみ

凛子ちょっと待ってなー

時町凛子

【頷く】

莉犬

さとみくん早くー！

ジェル

女の子待たせたらあかんやろ

るぅと

ジェルくん気持ち悪いです

ジェル

助けてなーくん！

ななもり。

ジェルくん……どんまい

ジェル

なーくぅぅん！！

ころん

wwwwwwwww

さとみ

おまたせ！って何やってんだよw

莉犬

ジェルくんが悪い

ジェル

なんで？！

るぅと

ジェルくんが悪いですね

ジェル

なんでえええ？！

さとみ

まあ帰ろw

ななもり。

そういえば時町さん家どこ？

ころん

完全に忘れてたw

莉犬

そもそもこっち方面？

時町凛子

【首を横に振る】

るぅと

え？！でももう大分あるいちゃいましたね…

ジェル

どうする？

さとみ

…俺らの家で一泊したらよくない？

ななもり。

そうだね！

ななもり。

時町さんいい？

時町凛子

【頷く】

ころん

まじかー

るぅと

それは楽しみの方の「まじかー」ですね！

ころん

え？

るぅと

え？

莉犬

wwww

さとみ

(家族に許可とったのかな…？)

ジェル

なぁ…

すとぷり

？(ジェル以外)

ジェル




















なにあれ【震えた声で前を指す】

ななもり。

え？

ﾌﾟﾂﾝ

さとみ

(………あれ？俺以外倒れてる…)

さとみ

(と、とりあえず俺も倒れとこ)

さとみ

(どうなったんだ……)ﾁﾗ

さとみ

(……凛子？なんで立ってるの？)

さとみ

(……何見てるかはわかんないなぁ…)

時町凛子

【振り返る】

さとみ

あ

さとみ

(……目合った…)

？

どうすんの？そんな6人もいて

さとみ

(6人…俺ら？)

さとみ

(近づいてきた…)

時町凛子

『起きてるなら他の人持てる分だけ持って回って帰ってください。後で行きます』

さとみ

いや、それなら凛子が…

時町凛子

『お願いします』

さとみ

……後で聞かせてもらうぞ

俺はころんと梨犬とるぅとを持った

さとみ

頼んだからな

時町凛子

【頷く】

？

さて、もう行ったか

？

じゃあ〜〜〜

さとみ

(急いで行っておいて戻ってこないと…！)

ﾄﾞ-ﾝ！

さとみ

(なんだ…！でも振り返ってられない！急げ！)

ころんもるぅとも莉犬も軽いから多くでも返したくてこの3人選んだけどよかったかな

ななもりさん…ジェルくん……凛子……無事でいて…！

さとみ

はぁ…はぁ…

さとみ

(やっと着いた)

ｶﾞﾁｬ

さとみ

(とりあえずここら辺テキトーにおくか)

さとみ

待ってろよ

ころん

…

るぅと

…

莉犬

…

ｶﾞﾁｬ

さとみ

はぁ…はぁ…

急げ！ここ曲がったらもうすぐ！

ﾌﾞｼｬ

さとみ

え？

今の音って……血…じゃないよな？

さとみ

凛子！大丈夫か！

さとみ

…え？

そこには

血を出した凛子ではなく












粉々になっているものと































血まみれの凛子がいた

さとみ

りん…こ？

凛子

…

さとみ

目……

凛子

…！

時町凛子

『速いですね』

さとみ

と、とりあえず家いこ！お風呂！

時町凛子

【恐る恐る頷く】

さとみ

(なんか……考えてる事全部見られた気がした…)

さとみ

ななもりさん…ジェルくん…

さとみ

いそご！

時町凛子

【頷く】

さとみ

はぁ…はぁ…

そういえば

凛子は1つも息が切れてないのはなぜだ…？

さとみ

ここ。

ｶﾞﾁｬ

さとみ

とりあえずお風呂入ってきて！服貸すから！

時町凛子

【頷く】

さとみ

よし、とりあえず部屋にでも運ぶか…

さとみ

重いって…

さとみ

【全員運び終える】

さとみ

あ、服！

さとみ

ｺﾝｺﾝ

さとみ

洗面所に服置いてるからー

さとみ

よし、

さとみ

………はぁぁぁぁぁ！

さとみ

きっつ！なにこれ！

さとみ

お茶…

さとみ

倒れそう……でも今倒れちゃいけない気がする…

時町凛子

ｶﾞﾁｬ

さとみ

あ、大きさいい感じか。よかった

時町凛子

『怖くないんですか？』

さとみ

何が？

時町凛子

『血まみれで立っていたので…』

さとみ

あー…

さとみ

怖いって思うよりみんなを助けたかったからかな…

時町凛子

『そうですか』

時町凛子

『この事誰にも言わないでください』

さとみ

……おけ

さとみ

じゃあ質問するよ？

時町凛子

『その前に眠くないですか？』

さとみ

そうだな…

時町凛子

『寝て大丈夫ですよ』

さとみ

そんなわけには…

時町凛子

『ちゃんと寝てください』

さとみ

…はーい……(でもなんか大丈夫な気がする…落ち着く…)

時町凛子

…

膝枕中なんだけどね

さとみはすぐ寝落ちした

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第5話記憶

まる。@垢消します

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。