第19話

美少年
677
2018/10/17 06:38
??? side


望 が 泣いとる 何で 泣いとるんや?


望 だけ では 無くて 流星 も





二人 して どないしたんや 。何か あったんか?

? 「 なぁ 望 どないしたん? 」



俺が そう 聞くと

桃 「 …っ 、 」




何も 言わず ただ 泣いていた 。

だから 何で 泣いとんねん 。


俺にも 教えてや




────
.( 貴方 )




「 ん 、… あれ?ここ … 」


私 、何で Healing House Rainbow に ?


さっき まで 居ったのに …




( パッ )



お店 を ボーッ と 眺めて いると

その お店 は 消えて 辺りは 暗くなった 。



「 えっ 、? …… 小瀧くんっ? 」

桃 「 あなたちゃん … ごめんな 。… 」

「 え?何で 謝ってるん? 」




私 が 問いかける と 小瀧くん は 下を向き


桃 「 守って あげられへんくて ごめん … っ 」




そう 暗闇 で 呟いた 。


「 ? 、守って あげられへんくて って どゆこと? … ねぇ、小瀧くんっ! 」



問いかけても 小瀧くん は 暗闇 に 混じって 消えてゆく 。




「 まっ 、待ってや! どこ行くん!小瀧くんっ ! … わっ! 」


小瀧くん は 暗闇 へと 消え

それと 同時 に 私 の 体 が 宙 に 浮いた 。



「 えっ 、何? 」


上 に どんどん 上がっていく 。

必死 に 暴れるが 上がっていくのは 止まらん



「 … っ 」


今度 は 白い 光 が 見えた

とてつもなく 眩しい その 光 の 中 を 通り 抜ける 。



___ 好きやで 、あなたちゃん



最後 に その 声 が 聞こえた 。




「 ___ ん 、 … … 」


桃 「 あなたちゃんっ? 、目ぇ覚ましたんっ?はぁ 、やっと覚ましてくれたんやなっ 」




その 人 は 泣きながら 言った 。


「 あの … 誰 、 ですか … ? 」

桃 「 …… えっ?。」





私 の 知らない その人 は 私 が 眠っている間 ずっと 手を 握ってて くれて いたらしく


でも 私 は その人 の 事 を 知らない 。




何で … ? 私 この人 と 関わり あった?





思い出そう と するけど 思い出せない 。


この人 は 誰 。





そして 私 は

この人 が 誰なのか 分からぬまま また 眠ってしまった 。

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