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奥の方へ 、どんどん進んでいく茶髪のお兄さん 。
私 、初めてって事忘れたません? ( 苦笑
" さぁ 、ココです 。この中をお進み頂くと代わりの者がいますのでそちらに 、お声掛け下さい 。でわ "
えぇ!待って待って 、一人でこの先行けって事?
無理無理無理無理 !
死んだらどうしてくれんねん!
「 え 、あの 。貴方はっ? 」
" 私はこの先立ち入り禁止にさせられておりますので … "
「 そうなんですか 、わかりました 。」
今度は少し 、薄暗い道を行くと 6つの金に光る星にドア 。
「 こ、ココかな 。」
(( がチャッ ))
? 「 お客様どない致しましたか? 」
「 へっ?あ 、えと 。ココ初めて来るんですけど 、どういう所何ですか? 」
?「 ココは 、お疲れになり癒しを求められる女性の為のお店で御座います 。」
癒し … 。
女性専用なんだココ 。
「 そうなんですか … 」
?「 ええ 。自己紹介致しますね 、私はココの第一責任者の濱田で御座います 。このお店の説明を致しますね 。」
「 あ、はい … 」
紫 「 まず こちらにある 、メニューを見て頂くと 、一人一人のお顔と名前が書かれてると思いますが 、この中から一人お選びください 」
確かに 、濱田さんから見せられたメニューには 、男性の写真が何枚もあって 、その横には大きく名前と 、どういう性格か書いてあった
私は 、その中でも かっこいいと思った 、
小瀧 望 と 言う男性を選んだ 。
「 えと 、この方で 」
紫 「 小瀧 ですね 。お呼び致します 。」
「 はい 」
呼びに行く前にココの事を教えてくれた 。
まとめると 、
ココは 、女性専用のお店 。
仕事とかで忙しく疲れが溜まった女性に癒しを与えるお店 。
ココに来る人は 、先程のメニューで男性を一人選んで 、いわゆる 指名をする 。
その後 、濱田さんが指名者を呼び 、癒しのひと時を過ごす 。との事 、
それは 、一人 2時間まで 。
紫 「 お呼び致しました 。」
桃 「 こんにちわ!小瀧 望ですっ 、指名有難う! 」
わ 、写真よりめちゃくちゃかっこいい 。
「 あ 、_茉白 ましろ__ あなたです 。」
桃 「 あなたちゃんな !! 宜しくやで! 」
「 はい … 」
紫 「 でわ 、私はこれで お客様 … 」
濱田さんが 、最後耳に
___ 呉々も好きにならないように 。
そう囁かられた 。
好きにならないように って 、どゆこと何やろ
色んな事を考えていると 、
桃 「 なぁ!あなたちゃん!ちゅーしてもええ? 」
「 ……………… はいっ? 」
小瀧くん 、早すぎん?
ちゅぅ!?無理なんやけど 、した事ないし …
桃 「 せやで?ちゅう!なぁ 、しよーやぁ 。」
と 、上目遣いで見てくる小瀧くん 。
その顔は 、狡い 。
「 えぇ 。やって 、出会って数秒でちゅうって早すぎません?自己紹介とかしないんですか? 」
桃 「 自己紹介ならさっきしたやん! なっ?ええやろ? 」
「 私はまだっ 、んっ 、」
言葉を遮られ 、キスをされた 。
しかも 、Dで 。
「 っ 、んんっ 。こたきくッ 苦し 、い … っ 」
胸を叩いても全く離れない小瀧くん 。
やっと 、唇が離れたと思ったら
桃 「 ごめん 、本気になり過ぎた 」
また 、上目遣い 。
私はこの目に弱い 。
「 は、はい 」
桃 「 んー 、敬語辞めへん?俺らタメやで? 」
「 へっ!?本間ですか? 」
桃 「 おん 、俺 22 」
本間に 、同じや … 。
えぇ 、言ったら失礼やけど老け顔やな … ((
桃 「 老け顔とか言わんといて 」
「 えっ?声に出てました? 」
桃 「 ちゃう 、そんな顔しとったから 」
「 ごめんなさい … 」
桃 「 ま、ええよ!その代わりに敬語辞めてくれたら 」
「 分かr 、わかった!」
2時間はあっという間にすぎて行き
桃 「 今日は、有難うなぁ〜!もし良かったらまた来て、俺指名してなっ♡ 」
ちゅっ と軽く頬にキスをされた 。
小瀧くんって 、キス魔?
あー 、嫌やな 。お別れするん 、
「 また指名する 、ね 。」
そう言うと 、驚いた顔をして
桃 「 … !! おん!!待っとる!じゃあな! 」
馬鹿でかい声で言いながら 、走って行った 。
あぁ 、また会いたいな 。
どうやったら 、会えるんやろ … 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。