第9話

美少年
764
2018/10/01 05:07





「 あの 、小瀧くん … 」

桃 「 一旦 、黙って 」




何で 、怒っとるんやろ 。

やっぱ 、この前の 両親の事で聞きすぎたかな



流星くんと 同様 、何処に向かってるのか分からず到着した場所 。



入れ と 言わんばからり ドアを開けたままこちらを見る小瀧くん 。


「 お、お邪魔します … 」



玄関に入り 、靴を脱ごうと靴に手を伸ばした瞬間


(( ドン ))


「 ったぁ 」


壁に思いっきり 、頭をぶつけた 。
簡単に言えば 、壁ドン 。



距離が近い …


目を瞑ってると 、



桃 「 何されたん 」

「 …へ? 」

桃 「 流星に何されたんって聞いとんねん 」




さっきの事で怒っとるんかな 。
でもなんで?


「 何で 、怒っとるんですか … 」

桃 「 怒ってへんよ … 」




問いかけた後 、我に返った小瀧くん 。
それと同時に 腕を 離した 。



「 流星くんには 、何もされてへんよ 」

桃 「 流星くん?俺の事は小瀧くんって言うんに 」





もしかして 、嫉妬してるんですか 。
何で嫉妬しとるん 。


期待 してもええの 。



「 あの 、小瀧くん 。嫉妬 しとるん? 」

桃 「 っ、は?嫉妬?する訳ないやん 」

「 そうやんね … て言うか何でココきたん? 」





ココ何処やねん 。って 、(


桃 「 俺ん家やけど 、」

「 え 、」



嘘ん 。
そんな気ぃしとったけど 、いざとなると … (



「 あの 、そろそろ帰る 、ね? 」

桃 「 は?何でやねん 。2時間はまだ … 」



小瀧くんが 、話を途中で止めた 。
その理由は …


(( ピーンポーン ))


桃 「 、すず? 」




″ すず ″ と 言った綺麗な女の人が 、
小瀧くん家に来たから 。

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