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ドア の 方 で ガタガタ と 音 が する 。
スズ 「 別にええやぁ〜ん!ちょっとぐらい! 」
桃 「 ちょ 、本間に!今 人 来とるし 」
スズ 「 え 、誰なん? 女の人? 」
桃 「 せ 、やで 」
もしかして 私 の 話しとる … ?
スズ 「 お邪魔しまぁ〜すぅ 」
「 あっ 」
スズ 「 ふ〜ん 、これが 望 の 彼女なん? 」
何ぁ~んか 、私 この子 好きやないわ 。
うん 、多分 。((
「 いやっ 、彼女ってわけやなiッ 」
スズ 「 ねぇ〜望ぅー!♡ 」
何やねんあの子 。
私 の 言葉 遮ってまで そんなに 小瀧くん と
喋りたいんか?
「 あ 、あのッ スズ 「 きゃははっ!望好きやでぇ〜♡ 」 … (ー̀_ ー́ 。)」←
「 あの 、私ッ スズ 「 そういえば 望 見てやこれ!この前なぁ〜?彼氏が買ってくれてん! 」…」
だぁああああ!!(
もう 、なんなんよ!
二人 で 居りたいんやろうと 思って 声 かけようとしてんにぃ!
もう 、ええわ 。
何も 言わず 小瀧くん家 を 出た 。
桃 「 ちょっ 、」
スズ 「 ふふっ 望ッ♡ 好きやぁ 」
桃 「 何で 来たん 。来んなや … 今更 。」
スズ 「 何で 来たらアカンの? 」
桃 「 何でって 、もう俺ら 」
スズ 「 … あの子の事 好きなん? 」
桃 「 好き、… やで 。」
スズ 「 、付き合っとるん? 」
桃 「 付き合ってへん 。」
スズ 「 望 は 私のやから 。」
桃 「 は? 」
こんな 話を してた 何て 知るわけがない 。
___
. 次の日
朝 、会社 に 向かっとる 途中 、
スズ 「 おはよーございます♡ 」
昨日 の 人 が 同じ 電車 に 乗っとって話しかけられた 。
「 お、おはようございます … 」
少し 、離れようと 席に 座ろうとしたら
スズ 「 自己紹介 してへんかったよね? 私 、望 の 彼女 の 、藤沢すず 。宜しくね? 」
小瀧くん の 彼女?
彼女 居ったんや 。
なのに あんな 事 言うたら あかんやん 。
___ " 流星くん?俺の事は小瀧くんって言うんに "
本間 、期待 させる 事 言わんでほしい 。
壁に押し付けたり 。
スズ 「 あの 、聞いとる? つまり何を言いたいかって言うとね?私 、彼女 やから もう 、望 には 近づかんといて 言うてんの 。」
「 … 、」
スズ 「 わかったん?返事せぇや 」
「 分かり 、ました 。」
スズ 「 ふふっ 、じゃっ 私 は これで♡ 」
改めて 女子 の 表 裏 は 怖い って 思ったわ。
その日 の 仕事 は 全く 集中 出来ひんかった。
仕事 が 終わり 、会社 を 出ると、
今 一番 逢いたくない 人 と 会ってしもうた。
「 え 、何で … 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。