第10話

美少年
747
2018/10/02 08:47




ドア の 方 で ガタガタ と 音 が する 。


スズ 「 別にええやぁ〜ん!ちょっとぐらい! 」

桃 「 ちょ 、本間に!今 人 来とるし 」

スズ 「 え 、誰なん? 女の人? 」

桃 「 せ 、やで 」




もしかして 私 の 話しとる … ?




スズ 「 お邪魔しまぁ〜すぅ 」

「 あっ 」

スズ 「 ふ〜ん 、これが 望 の 彼女なん? 」



何ぁ~んか 、私 この子 好きやないわ 。
うん 、多分 。((


「 いやっ 、彼女ってわけやなiッ 」

スズ 「 ねぇ〜望ぅー!♡ 」



何やねんあの子 。
私 の 言葉 遮ってまで そんなに 小瀧くん と
喋りたいんか?

「 あ 、あのッ スズ 「 きゃははっ!望好きやでぇ〜♡ 」 … (ー̀_ ー́ 。)」←


「 あの 、私ッ スズ 「 そういえば 望 見てやこれ!この前なぁ〜?彼氏が買ってくれてん! 」…」





だぁああああ!!(
もう 、なんなんよ!

二人 で 居りたいんやろうと 思って 声 かけようとしてんにぃ!

もう 、ええわ 。




何も 言わず 小瀧くん家 を 出た 。


桃 「 ちょっ 、」

スズ 「 ふふっ 望ッ♡ 好きやぁ 」

桃 「 何で 来たん 。来んなや … 今更 。」

スズ 「 何で 来たらアカンの? 」

桃 「 何でって 、もう俺ら 」




スズ 「 … あの子の事 好きなん? 」

桃 「 好き、… やで 。」

スズ 「 、付き合っとるん? 」

桃 「 付き合ってへん 。」

スズ 「 望 は 私のやから 。」

桃 「 は? 」





こんな 話を してた 何て 知るわけがない 。


___

. 次の日



朝 、会社 に 向かっとる 途中 、


スズ 「 おはよーございます♡ 」



昨日 の 人 が 同じ 電車 に 乗っとって話しかけられた 。


「 お、おはようございます … 」



少し 、離れようと 席に 座ろうとしたら


スズ 「 自己紹介 してへんかったよね? 私 、望 の 彼女 の 、藤沢すず 。宜しくね? 」




小瀧くん の 彼女?
彼女 居ったんや 。


なのに あんな 事 言うたら あかんやん 。

___ " 流星くん?俺の事は小瀧くんって言うんに "



本間 、期待 させる 事 言わんでほしい 。
壁に押し付けたり 。


スズ 「 あの 、聞いとる? つまり何を言いたいかって言うとね?私 、彼女 やから もう 、望 には 近づかんといて 言うてんの 。」



「 … 、」


スズ 「 わかったん?返事せぇや 」


「 分かり 、ました 。」


スズ 「 ふふっ 、じゃっ 私 は これで♡ 」





改めて 女子 の 表 裏 は 怖い って 思ったわ。


その日 の 仕事 は 全く 集中 出来ひんかった。

仕事 が 終わり 、会社 を 出ると、




今 一番 逢いたくない 人 と 会ってしもうた。


「 え 、何で … 」

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