私は急いで屋上へ向かった。
そこには佐野くんらしき人がダンスを踊っていた。
イヤホンしてるから絶対聞こえてない。
どうしよう?佐野くんの前に回るべき?肩をたたくべき?
私たちはダンス部で、部長と副部長の関係。私が部長で佐野くんが副部長。
もうすぐ佐野くんが部長になるんだけどね。ちなみに隼くんもダンス部。
佐野くんは1年生の頃、私がダンス初心者でダンス部入って、沢山ダンスを教えてくれた大切な人。
毎日2人で残って練習した。佐野くんのおかげですごく上達した。
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ーーー教室を出るーーーー
ーーー職員室に着くーーー
ーーーー教室へ向かう途中ーーーー
ばたっ
―――――――――保健室―――――――――
隼があなたのおでこを触る。
ーーーーーー部活動ーーーーーー
部活の時間は過ぎ私と玲於はまた残ることにした。
2人は踊り始めた。
するとあなたが足をくじいた。
佐野くんは私に背中を向けた。
ぜったい重たいよね。。。佐野くんがおんぶ??
そんなことを考えていると顔が赤くなっていった。
そして、家に着いた。
ここから、最悪な始まりだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!