みんなで授業をサボって屋上で作戦会議をしている

宮侑「はいっ」

と侑が手を挙げた

柳田りこ「はい！侑」

とりこが侑を当てた

宮侑「夜凪が彼氏作ればええと思う！」

あなた「は？」

宮治「お前さっきのあなたの過去の話聞いてたんか？」

宮侑「でもその手紙を入れたヤツは夜凪が好きやから手紙入れてるんやろ？じゃあそいつを諦めさせたらええねん」

高木美優「その為に今話し合いをしてるんでしょ？」

柳田りこ「しかも彼氏作るって言ったってあなた好きな人おらんし」

宮侑「ほんなら誰かが彼氏のフリしたらええやん」

宮治「その役を誰がするねんって話になってくるやん」

角名倫太郎「それに嘘ってバレたら意味なくなる」

宮侑「バレんようにしたらええやん」

宮治「ツムからそんなこと言ってるんやからお前がその彼氏役しろよ？」

宮侑「はぁ？なんでやねん」

柳田りこ「言い出しっぺじゃん」

高木美優「後あなたの事好きじゃなさそうやから」

宮侑「嫌やわなんでこんなやつとそんなことせなあかんねん」

高木美優「ひっどい！なんで中身がそんなんやのにモテるんかがわからんわ」

柳田りこ「でも侑の提案はいいんだけどなその役をする人をまた決めなくちゃ」

宮治「ほんなら北さんに頼めば？」

あなた「えっ信介に？」

宮治「だって幼なじみなんやろ？家も近いんやったら送って貰えるやん」

柳田りこ「そう考えたらそうやな」

高木美優「頼んでみる？」

宮侑「北さんが頼まれてくれると思う？」

角名倫太郎「後俺たち授業サボってるのバレたら説教される」

バレー部3人「............北さん却下」

柳田りこ「うわぁ自分たちの都合に合わせたわ」

高木美優「さいてぇー」

宮侑「うっさいわ」

宮治「でどうするんや？」

宮侑「もう休み時間とかは角名とサムが付きっきりで夜凪とおったらええやん」

柳田りこ「それで治まったらええんやけどなあなたは好きな人とかおらんの？もしくはこの人やったら彼氏のフリしてくれてもええよって人」

あなた「うーん.....侑かな？」

宮侑「はぁ？なんでやねんお前も他の女と同じなんか？」

あなた「だって絶対に好きにならない自信しかないから」

柳田りこ「(≧ω≦。)プププ」

高木美優「(*´>∀<`*)ｷｬﾊｯ」

角名倫太郎「(≧ω≦。)プププ」

宮治「(ﾉ∀≦｡)ﾉぷぷ-ｯ」

宮侑「お前ら笑いすぎやねん！夜凪も夜凪でオブラートってのを勉強してこいや！」

あなた「なんでこんな状況になってしかも侑に対してオブラートに包んだ言葉を言わなあかんねん素直に言っただけやん」

宮侑「素直に言い過ぎやねん」

あなた「じゃあ今私がここで侑がかっこいいからとか言ったら気持ち悪くなるやろ？」

宮侑「気持ち悪くなるわそれはごめんね！！オブラートな言葉を求めた俺が悪かったです！！！」

あなた「でも今は大丈夫かな？まだ2回しか手紙来てへんし」

柳田りこ「じゃあ偽彼作戦は保留ってことで」

高木美優「これからは角名と治が付きっきりであなたの事守るってことで」

角名倫太郎「わかった」

宮治「了解や」

あなた「ごめんな迷惑かけて」

角名倫太郎「迷惑って思ってないからもっと頼ってくれていいよ」

あなた「ありがとう(●︎´▽︎`●︎)」

角名倫太郎「うん///」

柳田りこ「侑これこそがイケメンってやつやで」

高木美優「侑は見た目だけやもんな」

宮侑「お前らはさっきから俺の扱い酷すぎやろ」

宮治「自業自得やで」

宮侑「うっさいねん」

作戦会議？は無事終わり教室に戻って残りの授業を受けた後信介と一緒に帰るために教室で待っていた
途中で睡魔に襲われて眠ってしまった

北信介「あなた起きや」

あなた「信介部活終わったん？(※´O｀※)ﾌｧｰ」

北信介「おんその手の下にある封筒なんや？」

あなた「えっ？」

と左手を見ると手の下に手紙があった

あなた「なんこれ？私しらんで」

北信介「貸してみ」

と言われたので渡したら信介は封を開けて便箋を取り出したと同時に何かが落ちた
裏向けに落ちたものを拾って表に返すしてみる
一気に血の気が引いた
言葉が出なかった

北信介「どうしたんや？」

あなた「ねぇ............信介どないしよ.........家特定されてもうたのと.............盗撮されてる」

北信介「！？見せれるやつか？」

あなた「.......」

北信介「見るで」

と信介が写真を見て目を見開いた
そこには半袖半ズボンの服を着て１階のリビングでテレビを見ている私の姿が写っていた

北信介「あなた両親は？」

あなた「2人とも海外で仕事あるから数ヶ月前から出張行ってる来年にならんと帰って来おへん」

北信介「お前これから送るけど一人で家におれるか？」

あなた「おれへんって言ったら嘘になる」

北信介「ばぁちゃんおるけどうち来るか？あなたならいつでも歓迎するって言ってたで」

あなた「でも迷惑じゃ」

北信介「今は迷惑とか考えてる時とちゃう
言ってみ」

あなた「一人でおるの怖いからお邪魔してもいいですか？」

北信介「わかったわ連絡してみるからちょっと待っとき」

と言って信介は電話を取り出して家に電話してた
どうしよう
私いっつも見られてたんかな？
でもいつから？
わからんことが多すぎて整理がつかん

北信介「あなたいいって言われたから着替え取りに行こか」

あなた「.........わかった」

と言って教室を出た