第8話

狐が8匹
545
2020/05/31 15:25
学校を出て私の家に信介と一緒に着替えを取りに行っている

あなた「ちょっと待っとってなすぐ取ってるくるから」

北信介「気にせんでええから」

と言われたけど待たせてるんだから急いで部屋へ行ってパジャマと歯ブラシとかクシとか充電器とかをエナメルバックに詰めた幸い明日と明後日は休みやから教科書とかはいらないと思って家に置いて玄関を出た

あなた「信介おまたせ」

北信介「大丈夫やでほな行こか」

と言われて私たちは信介の家に向かった

あなた「ごめんね」

北信介「何がや?」

あなた「巻き込んでもたのに家にお邪魔することになってもて」

北信介「気にせんでええあなたが無事ならそれでいいばぁちゃんはいつまでおってもいいって言ってくれたから当分はおりな」

あなた「えっ!でもうち教科書置いてきてもたで」

北信介「また取りに行ったらええやんか」

あなた「そうだねありがとう」

北信介「着いたで」

ガラガラ

北信介「ばぁちゃんただいまあなた連れてきたで」

信介のおばあちゃん「おかえり信ちゃんあなたちゃんも久しぶりやねぇゆっくりしていってな」

あなた「お久しぶりです今日からお世話になります」

信介のおばあちゃん「ずっとおってくれてもええんやであなたちゃんは実の孫みたいなもんやからな」

あなた「ありがとうございます」

北信介「ばぁちゃん部屋空いてるかな?」

信介のおばあちゃん「空いてると思うよどこでも好きに使ってええよ晩御飯できてるから手を洗ってきてみんなで食べよな」

あなた「うん!」

北信介「ほなあなた案内するわ」

あなた「ありがとう」

と言って空いてる部屋を使わせてもらうことにした
手を洗ってから信介のおばあちゃんが作ってくれた唐揚げと味噌汁とご飯を食べた後お風呂を先に貰った

あなた「信介お風呂上がったで」

北信介「そうかじゃあ俺も入ってくるわ」

と信介もお風呂へ行った

あなた(はぁこの前の子が手紙や写真を送ってきたってことはわかってるんやけど何のためなんやろ?わからへん事が多すぎるずっと信介に頼りっぱなしなのもあれやし自分でなんとかせなあかんのはわかってるんやけど難しいねんな)

🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶と携帯の着信音がなった
表示された画面を見たけど番号だけでなんも書いてない

あなた(もしもし)

?(出てくれてありがとう手紙見てくれた?)

あなた(?!あなたは誰ですか?)

?(えー質問を質問で返さないで欲しいな誰かは教えられないな)

あなた(目的はなんですか?)

?(目的?そんなのないよ?ただ単にアピールしたかった俺という存在がおることを)

あなた(もうやめてください!迷惑です)

?(そんな事言われてもねもう止められないんだあなたちゃんへの気持ちがこんなにも愛おしく思ってるのになんでわかってくれないの?)

あなた(こわいです)

?(こわい?それは良かった恐怖ほど人の記憶に残るものってないんだよね)

あなた(..........)

この人はおかしい人答えたらダメだ何を言われても答えたらダメだ

呑まれてしましそうだ

恐怖と言う感情に支配されてしまう

?(ねぇねぇ俺のものになってよ)

あなた(っ......)

何も言えない

言葉が出ない

体が言うことを聞かない

誰か

誰か

あなた(た、、す、、けて)

?(俺が助けてあげるよd)

北信介(スマンがお前に求めることは1つやわもうあなたに関わるな)

お風呂から上がってきた信介が私から携帯を取り上げた

?(お前誰やねん俺はあなたちゃんと喋ってたねん)

北信介(気安くこいつの名前呼ぶなや!お前が元凶やねん)

?(なんやねん!彼氏でもないやつがしゃしゃり出てくんなや)

北信介(彼氏じゃなかったら守ったらあかんのか?関わったらあかんのか?誰か知らんけどもうあなたに関わるなこれ以上関わるって言うなら警察にも言うからな)

?(どうせ俺が誰か知らんやろ)

北信介(知ってるで名倉元明(なぐらもとあき)くんやろ?)

名倉元明(はぁ?なんで知ってるねん)

北信介(知ってるも何も今日の手紙に名前書いてたやんアホなん?)

名倉元明(っ!この汚れた女お前趣味悪すぎやろ人が書いた手紙見せるなや!気持ち悪いわ)

あなた「っ!」

北信介「ええ加減にせえよあなたはn」

あなた「信介っ」

と名前を呼んで携帯を取り通話を切った

あなた「もう....ええ、、も、う、、ええから」

北信介「っごめんあなた怖かったな俺も頭に血が上ってもたみたいやわ」

あなた「ううんウチが、、、うちが」

北信介「俺がおるから大丈夫やで」

あなた「、、うん」

とずっと頭を撫でてくれる信介

あなた「落ち着いたわありがとう」

北信介「それやったら良かったわ」

あなた「ねぇ信介」

北信介「なんや?」

あなた「お願いがあんねん」

北信介「言ってみ」

あなた「うちの彼氏になってくれへん?」

北信介「........え?」

あなた「えっとな偽彼氏っていうのを頼みたいねんそしたら名倉って言う人も諦めてくれるかな?って思って」

北信介「あなた俺なお前のことただの幼なじみや思てへんで」

あなた「それってどういうこと?」

北信介「.........今は言わんとくでもなそういうのは難しいから断るわごめんな」

あなた「ううん大丈夫やでダメかなって思ったけど言ってみただけやから」

北信介「もうそろそろ寝よか」

ギュッと信介の服の裾を掴んだ

北信介「どうしたんや?」

あなた「...........怖いから一緒に寝てくれへん?///」

北信介「っ/////ええけどしらんで?」

あなた「なにが?」

北信介「...........はよ寝るで」

と布団に一緒に入った


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