第11話

狐が11匹
461
2020/06/09 14:33
宮侑side

今日は部活が午前やったからテーピングとかタオルを買いに行きたいと思った

「サム」

宮治「無理や」

「まだなんも言ってへんやん!」

宮治「どーせ買い物に着いてきてくれって言うんやろ」

「よぉわかってるやん」

宮治「何年片割れしてる思うねん」

「頼む🙏」

宮治「いやや めんどくさい」

「昼飯」

宮治「プラスデザート」

「うっわかった」

宮治「よしはよ行こか」

と言ってスポーツ店に行った

宮治「なんでこんな遠くまで来たねん」

「こっちの方が種類多いねん」

宮治「はよしてや俺腹減ったねん」

「わかってるわ!」

と言ってタオルコーナーに行った

「なぁサムどっちがええかな?」

宮治「どっちでもええんちゃん?俺腹減った」

「お前さっきからそればっかやん!」

宮治「だって腹減ったんやもんお前は決めるのが遅いねん」

と言い合いしてたら俺らの横を見覚えのある人が通った

北信介「なんや聞いたことある声や思たら侑と治やんか」

宮侑「きっ北さん!ちわッス!」

宮治「ちわっす」

「1人でこんな所まで買い物に来るんや」
と不思議に思ってたらまた見覚えのある人が通った

あなた「信介サポーター見つけたん?あっ」

と驚いた表情でこっちを見た夜凪
いつもと打って変わって女の子らしい服装で内心戸惑ったし会えて嬉しいと思ってしまった

「あっ夜凪やん」

宮治「あっあなたや」

あなた「なんや2人か道理で聞いた事ある声や思ったわ」

「お前は何しにきたん?」

宮治「この時期に家を出ても平気なんか?」

あなた「信介と買い物に来たんやから大丈夫やで」

その言葉を聞いた時心臓がキューっと締め付けられるみたいに苦しくなった

「北さんもバレーの物見に来たんですか?」

北信介「そうやで」

宮治「あっあなたそれ」

とサムが夜凪の手を指さしたから見たら新しいスマホを持ってた

あなた「あっ新しい携帯の事か」

宮治「交換しようや」

あなた「別にええよ」

宮治「よっしゃ!でもなんで新しなったん?」

あなた「うーんとね壊れてもたねん」

宮治「あなたって意外とドジなんやな」

と話していてLINEを交換しているサムが羨ましく思えた
俺も欲しかったから一か八かで声を張った

「夜凪!俺とも交換しようや」

あなた「わかったから騒がんとって」

態度は冷たかったけど交換してくれるって事がめっちゃ嬉しかった

「めっちゃ俺に対してだけ塩やん」

あなた「そんなことないと思うんやけど」

「いいや絶対に俺だけ対応冷たいで」

あなた「そんな騒ぐんやったら交換せぇへんで」

と言われたのでマズいと思って

「すみません黙るので交換してください」

あなた「ん」

と夜凪は自分のケータイのQRコードを見せてくれて俺はそれをスキャンした
友達という欄にはあなたと書かれた
連絡先が新しく追加されて嬉しくなった

「サンキュ」

あなた「あっ角名のLINE送ってきて?」

と角名の名前が出た時も心臓がキューっと締め付けられるみたいに苦しくなった
「またや」と思った

宮治「わかったほい」

あなた「ありがとう」

とニコニコしている夜凪を見て嬉しい半面苦しくなった
なんか複雑

LINEの交換が終わったと同時に北さんも自分の買い物が終わったみたいで2人揃って帰っていった

その姿を見てこれが世にいうお似合いなんやなって思った

でも夜凪の隣は北さんじゃなくて俺やったらええのになって思った

えっ?

今俺

何を考えたんやろ?

夜凪の隣におりたいとかそんなん俺が夜凪のこと好きみたいやん

でも俺は夜凪の事もっと知りたい

これが「恋」なんや

「なぁサム」

宮治「なんや?」

「俺好きなやつできたかもしれへん」

宮治「........は?」

「いつ好きになったとか全然わからへんけどどうしてもあいつの隣は俺がいいって思ってまうねん」

宮治「お前変な物でも食ったん?」

「食ってへんわ!アホ!」

宮治「まぁ頑張れ期待はしてへんけど」

「もうちょっと頑張ろうと思えるような事言えへんの?」

宮治「腹減ったから飯いこその時聞いたるわ」

「よしっはよ行こか」

と言って俺たちは飯を食いに行った


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まさかのここで侑side登場です

まぁすごいことになってきましたが

投稿サボってすみません

学校が始まって投稿頻度が落ちるかもしれませんが応援よろしくお願いします

次回もお楽しみに

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