第9話

354
2019/02/26 05:45










夜になり、俺らは昔来ていた高台へ来た
















リクヲ
ほんと懐かしいね、





来るのは多分2年ぶりとかだろうか














ツリメ
いつものとこ行こう
















高台から少し山の方へ入ったところ


















木に囲まれているその場所は







そこだけ木がなく、何にも邪魔されず空が見える










夜、ここに寝転べば、





知る人ぞ知る天然のプラネタリウムと変化する














俺らはここで原点に戻っていた



















そら
見える?
リクヲ
多分あれじゃない?
ツリメ
そうっぽいね
そら
何処に行っても輝いてるね、
ツリメ
空から見てるんだよ笑
リクヲ
なんか頑張らないとね笑

















それから2時間以上ここにいたのかな、





















でも、おかげで


頑張ってみようって思えたよ











そら
こんな時でも人を笑顔にできるんだよね、えいちゃんは。
ツリメ
笑顔のカミさまじゃん、笑
リクヲ
自慢のね























「ありがとう」







15年間分の感謝。









そして





「これからもよろしく」











雲一つない快晴で





たくさんの星たちに見守られながら






俺らは頑張ろうと決心した。



























えいちゃんはアバンティーズの



自慢のメンバーで













俺らの自慢の親友だよ。



















今までもこれからも___

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