15年前の小学2年生の時の話だ
クラス替えでもえいちゃんとは離れなかった
今までずっと一緒だった。
図書室で身体測定。
名前順だとえいちゃんと離れてしまう
喋る人がいない、、
でも、前の子も一人だった。
頑張って声をかけよう
ツリメ「ねぇねぇ」
リクヲ「うん?」
ツリメ「お友達になろう?」
リクヲ「いいの?」
ツリメ「うん!」
リクヲ「あ、ありがとう!!」
ツリメ「うん!名前は?」
リクヲ「リクヲだよ」
ツリメ「僕は光、みっくんって呼ばれてるよ」
リクヲ「僕もりっくんって呼ばれてる!」
小さい時ってどんなに小さな共通点でも
喜んで、めっちゃ仲良くなれるよね、笑
みっくん、りっくん、
その日から仲良くなった
勇気をだして声掛けてよかった
全部教えてくれたのはえいちゃんだよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。