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第53話

最終話 2人の歩む道
~~~あれから1年後~~~
手桶に水を汲み橘家の墓前に立つ。

軽くお辞儀をしてひしゃくで水をすくい墓石に水をかける。
Kamikami
Kamikami
今日も暑いですね橘君。

今日は報告を兼ねてお参りに来ました。
生花、お線香、ロウソク、お供え物をして両手を合わせお辞儀をした。
Kamikami
Kamikami
ちひろさんは慣れないながらも頑張ってますよ。

みかこさんと瓜二つの為か2人で仕事をする機会が多い様です。

バラエティーとかで双子じゃないのと、良く突っ込まれてますよ。

知名度も上がって来てこれからまだまだ伸びて行くんでしょうね。
空を見上げて「ふぅ〜」とため息を漏らして話を続けた。
Kamikami
Kamikami
それと彼、恭平君は自分の所を去って行きました。

でも、彼は彼なりに自分のやりたい物を見つけそれなりの成果を上げてる様ですね。

写真家としての才能があったみたいで、今では女優さんやモデルさんを撮っては雑誌等に載せてるみたいですね。

最近では写真集も撮ったとか。

彼は見違える様に変わりましたよ。
Kamikami
Kamikami
なのに何故かちひろさんを撮ろうとしません。

会いに行こうと思えば会いに行けるのに一向に会いに行きません。

一体どうしてしまったんでしょうね?

ちひろさんの事好きでは無くなってしまったんでしょうかね?

いや、それは無いか。

ちひろさんが載ってる雑誌を眺めてはニヤけてましたから、まだちひろさんの事は好きなのでしょう。
Kamikami
Kamikami
そう言えばちひろさんも彼が撮った雑誌を眺めては物思いに耽ってましたね。

なんと言うか2人は似た者同士でつまらない事で意地を張ってるんでしょう。

この分だと2人が結ばれるのはまだ先の様ですね。
Kamikami
Kamikami
もう我々が何かをする必要は無いかもですね。

あの二人なら大丈夫ですよ。

だからもう橘君が心配する必要無いと思いますよ。

では、そろそろ行きますね。
橘家の墓前から立ち去ろうとすると日傘を差した女性がこちらに向かって来た。
Kamikami
Kamikami
ちひろさん?
ちひろ
ちひろ
Kamikamiさん?
Kamikami
Kamikami
どうも久しぶりですね。

しかし、今日も暑いですね。
ちひろ
ちひろ
はい。

先日はお世話になりました。
また、機会が会ったらよろしくお願いします。

・・・あの、どうもすいませんでした。
ちひろさんは深々と頭を下げ謝って来た、が一向に理由が分からない。
Kamikami
Kamikami
えっと、どうしたんですか?
ちひろ
ちひろ
あの、彼、優也と何度か一緒に仕事したのに私、全然思い出せなくて。

本当に申し訳ありませんでした。
Kamikami
Kamikami
ああ、その事ですか。

そんなの気にしなくて良いですよ。

自分も忘れてたし、何よりあの頃の記憶はちひろさんにとって思い出したくない辛い記憶だったでしょうし。
ちひろ
ちひろ
ええ、確かにあの頃の出来事は思い出すと今でも胸が苦しくなります。

でも、もうあの頃には戻れないし、私を支えてくれた人達の想いを無駄には出来ない。

私はやっと過去と向き合えた気がします。

Kamikami
Kamikami
すいません。

辛い事思い出させてしまいました。
ちひろ
ちひろ
いえ、大丈夫です。

此処に来れば自然と思い出しますから。
彼女の少し瞳を潤わせて首を左右に振った。
Kamikami
Kamikami
そうですね。

お二人の邪魔をしては何なのでそろそろ行きますね。
ちひろ
ちひろ
お邪魔なんてそんな事ないと思いますよ。

では、また仕事が一緒になった時はよろしくお願いします。
自分が立ち去ろうとするとちひろさんに呼び止められた。
ちひろ
ちひろ
あの・・・えっと、その。
何やら畏まった感じで話しかけて来た。
Kamikami
Kamikami
彼なら元気ですよ。

今度アメリカに行くとか言ってましたよ。
ちひろ
ちひろ
え、そうなんですか?

恭平頑張ってるんですね凄いな。

私も頑張らないと。

Kamikami
Kamikami
あれから会ってないのでしょ?

会いに行ってはどうです?

海外に行ってしまっては暫く会えませんよ。

次いでに写真の1枚くらい撮って貰えば良いと思いますよ。
ちひろ
ちひろ
いいえ。

会いたいのは山々なんだけど、会ってしまったら気持ちが抑えられなくなりそうで。

それに一流の女優さんを撮ってる恭平にしてみたら、私みたいな3流の女優を撮ったら恭平に失礼だし。

私、恭平とは肩を並べて歩きたいの。

前とか後では無く、隣を歩きたい。

恭平と同じ位、世界的に有名になれたらやっと会える気がするんです。

それまでは会いません。
Kamikami
Kamikami
そうですか。

ちひろさんなら直ぐに有名になりますよ。

では、失礼します。
彼女の力強い瞳、恭平君も同じ瞳で同じ様な事を言ってました。

2人は本当に似た者同士ですね。

2人の行く末を見たくなりました。

そうだ、いつかこの2人のことを小説にしてみましょう。

面白くなりそうだ。

燦々と輝く太陽を見つめふと思い付き苦笑した。

こうして今年の暑い夏も終わりを迎えた。
                             ~完~
Kamikami
Kamikami
どもども作者のKamikamiです。

お陰様で無事に完結する事が出来ました。

ありがとうございます。

どうだったでしょうか?

面白かったでしょうかね?

実はこの話には裏話がありまして、コメント欄が空いているので其方に載せていこうかと思います。

それでは次回作をお楽しみに(^-^)/
恭平
恭平
て、ちょっと待った〜。

最終話に俺が出て無いんですけど!!

主役級の俺が最終話に出ないって可笑しいだろ。

それになんなのこの中途半端な終わり方、結局、俺達どうなったの?
ちひろ
ちひろ
そうよそうよ。

どうせ書くなら最後まで書きなさいよ。
Kamikami
Kamikami
まぁ、あれですよ。

物語には最後は濁らせて終わらせるのもあるでしょう。
恭平
恭平
濁らせ過ぎだろ、濁りすぎて分かんねぇよ。

つうか、お前出過ぎだろ。

なんで最終話に俺じゃなくてお前が出るんだよ。

書き直せ、今すぐ書き直せこの中途半端作者。
ちひろ
ちひろ
そうよ、書き直してよ私は恭平と一緒に居たいの!!
Kamikami
Kamikami
五月蝿いな。

はいはい、書けばいいんでしょ。
2人は再び出会い末永く暮らしましたとさ。


〜完〜
恭平
恭平
・・・・・。

うおぉーい!!


なんだよこれふざけてんのか?

短過ぎだろ!

やる気あるのかこのダメ作者。
ちひろ
ちひろ
感動の再開とか無いわけ?

書き直しなさいよ。

次いでに人生もやり直したら?
Kamikami
Kamikami
ぐぬぬ。

言いたい放題言いおって。

どうやら2人にはお仕置が必要な様ですね。
Kamikamiがそう言うと右手に力を込めた。

すると掌に黒い稲妻がバチバチと火花を散らす。

Kamikami
Kamikami
恭平君貴方には無限の時間の中で永遠の苦しみを味わうが良い。
恭平
恭平
あはは、ほ、本気にするなよ。

まぁ、落ち着こうな、な。

やっぱりKamikami様は凄いよ。

よっ天才。

あはは・・・はは・・・。

しかし、Kamikamiは表情1つ変えずに右手を恭平に向ける。
恭平
恭平
お、俺が悪かったよ。

謝るから、だから助け・・て・・・。
黒い稲妻が恭平を貫いた瞬間。

砂で出来た人形の様に粉々に砕け塵となった。
ちひろ
ちひろ
いやーーーー。

恭平、恭平が。
ちひろは突然の事に腰を抜かし尻餅をつき叫んだ。

Kamikamiはちひろの方を向き再び右手に力を込める。

すると今度は神々しい光をはっした。

ちひろ
ちひろ
嫌、お願いだから助けて。

どうか命だけは助けて下さい。

もう二度とあんな事言いませんから、どうか、どうか命だけは。
ちひろは恐怖でガタガタと体を震わせて瞳に涙を溜めて命乞いをした。

それでもKamikamiは不敵な笑みを浮かべちひろに歩み寄って行く。
Kamikami
Kamikami
ちひろさん何か勘違いしてますよ。

自分は誰も殺していませんし、殺す気もありません。

さて、ちひろさんはどうしましょうか?

ちひろさんには生きることを許されず、夢も希望すら見る事も出来ず、死を待つだけの彼女達の心に触れ自らの運命を切り開くがいい。
ちひろ
ちひろ
へ?

それはどう言う意味ですか?
ちひろは驚きの表情で見上げたがKamikamiはそれに応えず右手をちひろにかざした。

するとちひろの身体を光が包み込みそして消滅した。
神神
Kamikami君やり過ぎでは?

ちょっと怖いですよ。

Kamikami
Kamikami
茶番が過ぎました(笑)

まぁ、これで彼等は新たな物語へと旅立ちました。

それでは皆さん次回作をお楽しみに〜(^-^)/

あ、最終話は追加するかも知れません(^_^;)