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第40話

私は・・・
俺達は車を10分程走らせ山の頂上を目指す。
そこは見晴らしのいい展望台になっており村が一望出来る場所になっている。

神神
うんうん、いい所ですねぇ。
村が一望出来る。

星空も綺麗そうだ。
神神
Kamikamiくん、ラストはここで別れ話に変更出来ないですかね?
Kamikami
Kamikami
ラスト変更ですか?
まぁ、場所だけなので問題は無いです。

ここで待ち合わせ、別れ話の方向で。








〜一方役場、昼休み〜

私は弁当を手に何時ものベンチに向かった。
恭平はまだ戻って来ない。


ちひろ
ちひろ
どうしようかな?
恭平の分の弁当。

捨てるの勿体ないし。
頑張って食べるかな。
緑子
緑子
ちひろちゃん、隣り良いかな?
それ恭平の分の弁当ね?

良かったら私が貰うけど。
ちひろ
ちひろ
え?

うん、どうぞ。
正直、恭平の為に作った物を他の人が口にするのは少し気が引ける。

けど残すのは勿体ないから仕方ない。
緑子
緑子
あら、可愛らしいお弁当。

うん、美味しい。

料理の腕上げたはね。
ちひろ
ちひろ
あ、ありがとうございます。
緑子
緑子
・・・。
ちひろ
ちひろ
・・・。
私達は黙ったまま黙々と弁当を食べた。
緑子
緑子
ねぇ、あなた達最近はどうなの?
ちひろ
ちひろ
私達は上手くやってますよ。

今日も、恭平と2人で夏祭りに参加する約束してます。

緑子さんこそ例の婚約者と上手くやってるんですか?
緑子
緑子
ああ、彼ね、もう別れたわ。

恭平から聞いてないのね。
ちひろ
ちひろ
いいえ、恭平からは聞いてません。

ただ婚約者の話しを聞かなくなったのでどうなったのかな?

と、思って。
ちひろ
ちひろ
恭平は知ってるんですね。
緑子
緑子
ええ、恭平には話したの全て。
ちひろ
ちひろ
なんで恭平に話したんですか?
緑子
緑子
なんでって。
ちひろ
ちひろ
恭平はね、優しい人なんです。
緑子さんと婚約者が別れた理由は分からないけど。

恭平はきっと自分の事の様に落ち込んでる。
恭平は優しいから緑子さんも慰めようとしてる。

でも私が居るから、恭平迷ってるの。
ちひろ
ちひろ
ねぇ、緑子さん、なんで恭平なんですか?

甘えたいなら他の男に甘えれば良いじゃないですか。
恭平は私の彼氏なんです。

もう惑わすのは辞めてください!!
私は今まで押し殺していた思いを緑子さんにぶつけた。

あの日以来、私達の仲はギクシャクしている。
それもこれも全部緑子さんの所為だ。

緑子さんが恭平を誑かさなければこんな事にはならなかった。

そう考えると悔しくて涙が溢れてきた。
緑子
緑子
ちひろちゃん、あの日の事気にしてるのね。

ごめんね、本当にごめんなさい。
ちひろ
ちひろ
謝るなら。

謝るくらいなら!!

最初から恭平と寝ないでよ。

なんでよ、なんで恭平なのよ?

他にも男の人居るじゃない!!
ちひろ
ちひろ
私、見たの隣町で若い男の人と親しげに歩いてる所を。

その人に甘えれば良いじゃないですか!!

どうせその人も恭平も婚約者も緑子さんにとっては遊びなんでしょ!!
私は一気に捲し立て肩で息をした。

緑子さんも私の最後の言葉で表情が変わった。
緑子
緑子
あんたに何が分かるのよ。

あんたに私の何が分かるのよ!!
緑子
緑子
私は確かに沢山の人とお付き合いをしてきた。
私はこんなだから長続きはしなかったけど誰一人として遊びで付き合ったりしてない!!

恭平も剛もみんな本気で好きになったの!!
ちひろ
ちひろ
何よそれ。

本気で好きなら何人と付き合ってもいいと言いたい訳?

そんなの自分の浮気を正当化したいだけじゃない。

この淫乱女、アバズレ、ヤリマン。
汚らわしい。
「パンッ」と音と共に頬に痛みが走った。
緑子さんに平手打ちをされたのだ。

私は頬に手を当て俯いた。
緑子
緑子
ちひろ!!
いい加減にしなさいよ!!

それでも私達は上手くやってたの!!
あんたが来るまでは上手くやってたの!!

そうよあんたなんか帰って来なければ良かったのよ。
あんたなんか居なくなればいいのよ!!
緑子
緑子
あ、ごめんちひろ、今のは本音じゃないから。
ちひろ
ちひろ
そう、だよね、私が、私が帰って来なければ良かったんだね。

私が帰って来たから恭平と緑子さんは別れたんだしね。

そっか、そうだったんだ全部私が悪いんだ。

私なんか居なくなれば良いんだ。
ごめんね緑子さん。

さよなら。
緑子
緑子
ちょ、ちょっと待ってちひろ。

さよなら、てどういう意味?

ねぇ、ちひろ待って。
私は走り出した。

私は恭平を探した。
恭平なら私を必要としてくれる。

ねぇ、恭平何処にいるの?
恭平、会いたいよ。