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第10話

自転車に揺られて#2
ちひろ
ちひろ
痛かった?
恭平
恭平
痛てぇに決まってるだろ。

本当に手加減しねぇな〜。
ちひろ
ちひろ
アハハ。

ところで、恭平。
恭平
恭平
ん?
ちひろ
ちひろ
緑子さんとはまだ結婚しないの?
恭平
恭平
何だよ突然。

でも、いずれかは結婚したいけど。

なんと言うか、踏ん切りが付かないんだよな。

緑子も乗り気じゃないみたいだし。

一応同棲はしてるんだけどね。
ちひろ
ちひろ
そうなの?

でも付き合って10年以上経つんでしょ?

あ、恭平が頼りないからか。
恭平
恭平
あ、そうそう俺が頼りなさ過ぎて緑子が・・・て、おい。

何言わせてんだよ。
ちひろ
ちひろ
アハハ。

さすが優しい緑子さんだ。

頼り無い恭平と付き合うなんて。
滝本緑子さんは私達より2歳年上で、私達が小4に上がる頃に隣町から引っ越し出来た。

緑子さんは私とは真逆な人で優しくてオシャレで大人っぽい人でした。

そんな緑子さんにガサツな私が敵う訳がなく、恭平が緑子さんに惹かれていくのは仕方なかった。

恭平に恋心を抱いていた私には少し悲しかったけど緑子さんは良い人で恨む事は出来なかった。
恭平
恭平
ああ、緑子は優しいからな〜。

凶暴な生き物のと違ってどついたりしないから。
ちひろ
ちひろ
きょう〜へい〜く〜ん。

覚悟は出来たみたいね。
恭平
恭平
アハハ。

何の覚悟だよ。

ぐおぉ、く、苦しい。
私は両手で恭平の首を絞めた。
恭平
恭平
おい、やめろ馬鹿。

危ないだろ〜が。

俺自転車運転してんの。
と言うと自転車がフラフラしだした。
ちひろ
ちひろ
チョイ、チョイ。

危ないでしょ。

ちゃんと前向いて走ろうね。
恭平
恭平
お前が言うか〜。

ちひろがちょっかい出して来るからだろ。
ちひろ
ちひろ
恭平が変な事言うからでしょ。
恭平
恭平
俺が悪いのかよ。

元はと言えばちひろが俺をど変態呼ばわりするからだろ。
ちひろ
ちひろ
ど変態にど変態て言って何が悪いのよ。
恭平
恭平
誰がど変態だよ。

この凶暴女。
ちひろ
ちひろ
なにを〜。
恭平
恭平
なんだよ。
ちひろ
ちひろ
アハハ。
恭平
恭平
アハハ。
ちひろ
ちひろ
何この小学生みたいなやり取り。

くだらな過ぎて笑える。
恭平
恭平
アハハ。
何時まで続くんだよこのくだらない会話?
ちひろ
ちひろ
私に聞かれても知らないわよ。

恭平が変な事言い出すからでしょ。
恭平
恭平
何でも俺のせいにするなよ。

だいたい、ちひろがだな〜。

て、何だこの無限ループ。
ちひろ
ちひろ
アハハ。

これじゃ永久に終わらないね。
恭平
恭平
俺は永久に自転車漕いでるのか?
ちひろ
ちひろ
じゃ、私は永久に恭平の後ろに座ってるのかな?
恭平
恭平
うわ、最悪、寄りによって凶暴女と一緒かよ。
ちひろ
ちひろ
誰が凶暴女よ。

村1番の美女と一緒なのよもっとドキドキしなさいよ。
恭平
恭平
ちひろになんかドキドキしなぇよ。

あ、違う意味でドキドキするわ。

ちひろにいつ殺られるかドキドキする。
ちひろ
ちひろ
ほっほぅ〜。

恭平は覚悟出来たんだね〜。
そう言い私は恭平の脇や脇腹、首周りをくすぐった。
恭平
恭平
うひゃ、うひゃひゃ。

止めろちひろ。

くすぐるな、危ないだろ〜。

恭平がそう叫ぶと再び自転車がフラフラとしだした。
ちひろ
ちひろ
チョイチョイチョイチョイ。

恭平くん危ないでしょ。

ちゃんと自転車漕いでね。
恭平
恭平
お前が言うか〜、part2。

じゃねぇよ。

何言わせてんだよ。
ちひろ
ちひろ
アハハ。

いやいや、私は何も言わせてないよ。

ど変態恭平が勝手に言ってるんでしょ。
恭平
恭平
誰がど変態だ〜て、終わんねぇ〜。

本当に永久に自転車漕ぐことになるよ。

しかも、永久に夜のままだよ。

この小説もくだらない話ばかりで永久に終わらないよ。

無限ループにハマってしまったどうすんのこの状況?
ちひろ
ちひろ
アハハ。

恭平おもしろ〜い。

ど変態恭平だから話進まないんじゃない?
恭平
恭平
誰がど変態だて、だから止めろ。

俺をど変態と呼ぶな話が進まん。
ちひろ
ちひろ
え〜、でも恭平はど変態だし。
恭平
恭平
・・・
恭平は無視して自転車を漕いでいる。
ちひろ
ちひろ
恭平はど変態、ど変態ど変態ど変態ど変態

ど変態ど変態ど変態ど変態ど変態ど変態ど変態

ど変態ど変態ど変態ど変態馬鹿ど変態ど変態

ど変態ど変態ど変態阿呆ど変態ど変態ど変態。
恭平
恭平
だぁ〜、ど変態ど変態うるさいは〜。

呪文を唱える様に言うな。

しかも、他の言葉も入ってるだろ。
ちひろ
ちひろ
アハハ。

バレたか。
恭平
恭平
バレたか、じゃねぇよ。

ちひろは人を馬鹿にする天才だな。
ちひろ
ちひろ
それはお互い様でしょ。
恭平
恭平
そうだな。
恭平とくだらない話しばかりして気付かなかったが。

私の家の前に到着した。
ちひろ
ちひろ
恭平送ってくれてありがとう。

それじゃ、また今度ね。
私は恭平に手を振った。

恭平も手を振り返した。
恭平
恭平
おう、じゃな。