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第11話

実家
私の実家では農業を営んでいて、家の造りも如何にも昭和ってな感じの家です。


私が子供の頃は田圃の手伝いを良くさせられていた。

朝早くに起こされてまだ眠たくて瞼が開かず、手で瞼を擦りながら母が運転する自動車に揺れられて田圃に向かう。

田圃の手伝いは直ぐに泥まみれになり汚れてしまう。

最近は泥まみれになるのが楽しかったけど。

毎日となるとさすがに辛くて直ぐにお手伝いを辞めてしまい、隣にいた恭平にちょっかいを出していた。

あれ?

この頃もう恭平いたんだ。

何で家の田圃に居たんだろ?

今度聞いてみよう、て覚えてないだろうけど。

と、まぁこんな感じで私には田圃の仕事は向かないなと思った。

そこで私は高校を卒業と同時にこの家を出て行こうと思い両親に話したのだ。

当然の如く親に反対された。

特にやりたいことも無くただこの村から出たい言う私の考えは親にバレていたのだ。

それでも私は親の反対を押し切って半場強引に家を出ていったのです。

ううん、本当の理由はあの二人から離れたかった。

卒業式のあの日、2人が抱き合っているのを目撃してしまったのだ。

2人がこうなるのは分かっていた。
分かっていた筈なのに自分の気持ちが整理出来なかった。

このままじゃ私もあの二人も傷付けてしまう。
そう思って私は2人から離れたのだ。
その後、ろくに連絡もせずに突然、私が事故に会ったと連絡が入り嘸かし両親は心配したと思う。
ちひろ
ちひろ
もう、10年になるんだね。

この家に帰って来るのは。
母は病院で会ったけど。

父は足が悪いので病院まで来れなかったみたいだけど。

父はまだ怒ってるのかな?
私は大きく息を吸って明るく大きな声で言った。
ちひろ
ちひろ
ただいま〜。