「は?邪魔なんだけど。どいてくんね。」
「おい!聞こえてるかっつーの。」
『あ、ごごごごごめんなさいいぃぃぃ!!』
僕は根っからの陰キャでいじめられっ子だった。
小学校の頃から髪は伸ばしまくって服も基本長ズボンで眼鏡をかけて。
その見た目のせいかいじめられることが当たり前だった。
中学校にもなるといじめはなくなったものの『陰口』と言うのが始まった。
そのせいで僕に寄り付く人なんていなかった。
高校生になるとヤンキーに目をつけられた。
その人たちにパシリ扱いされて、心もメンタルもズタボロだった。
でも、あなたさんが僕を助けてくれたんだ。
女子から守られるってどうなのって思うかもしれないけどあなたさんは僕のヒーローだ。
「お前ほんっと、めんどくさい。自分ではっきり言えよ。嫌なら嫌って」
『で、でも僕に否定する権利なんてないし。』
「女より弱くてどうすんだよ。自滅してる暇あったら自分を磨け。」
僕はそう言われて少しずつ頑張って変化させていった。
パシリ扱いされてもやめてって言えるようになったし、
自分から話しかけていけるようにもなった。
まだまだ、あなたさんには近づけないけど、絶対、変えてみせる。
自分磨きを続けて、あなたさんにもアドバイスをもらった。
「まずコンタクトに変えろ。それで髪を切れ。」
あなたさんの言ったとおりに学校に行くと唖然とした顔でみんなが僕の方を見てくる。
《え、あれ誰?え!?あの人イテヨン!?》
《原型なさすぎじゃない、?》
《やばい。普通に一目惚れしちゃったんだけど》
「あなたさんっ!ど、どうかな!?」
『ふ~ん。なかなかいいんじゃない。あんたにしては』
そこから自分を磨きに磨いて今はNCTのリーダーとして活動している。
そして!いつも僕の隣にはあなたさんがいます!
僕が高校卒業前に、プロポーズ、をしました、!
『あなたさん!!!ぼぼぼくと、、結婚してください!!』
「え、?まじで言ってんの?イテヨン」
『まじのまじでまじです!!』
「そんなの、、いいに決まってんじゃん」
後から聞いた話によるとあなたさんは僕にベタ惚れだったそうです!
end
これから試験がたくさんあるので本当にあげられないです!出した時は噛み締めて読んでください!笑
久しぶりに書いたからむずかしぇー!笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!