プリ小説

第46話

: ep45
大貫 智樹
ねえ、俺、おさえられない
橋川 芽衣
ちょ、ちょっと待ってよ!!


私は今ベッドに智樹から馬乗りされて身動きできない状態に

どうしてこうなったかと言うと…




1時間前_



橋川 芽衣
女子からクッキーもらったの?
大貫 智樹
そーそー
こんなのいらねえのに


片手にクッキーを持ちながら智樹は顔を歪め始めた
橋川 芽衣
そんないい方しなくても!
大貫 智樹
は?
橋川 芽衣
だってせっかく喜んでもらうために作ったのに、いらないなんて…


私がその女の子だったら絶対悲しい
作ったものをそんな風に見られるなんて

大貫 智樹
大貫 智樹
俺は好きな女以外に貰っても嬉しくねーし


智樹はクッキーを机に置いて吐き捨てるように言った

橋川 芽衣
大貫 智樹
ねえ芽衣?


急に語尾が甘くなった
この顔をする智樹はだいたいおねだりする時の顔だけど…
大貫 智樹
俺にクッキー作ってよ?
橋川 芽衣
え?今?


今は夜の10時
流石にクッキーを作るのには遅い時間
でも智樹は今作って欲しいらしくて
大貫 智樹
ねえ、お願い


ああ、まただ、
智樹はいつもいじわるなくせにねだる時だけこんな可愛い顔になるんだから
橋川 芽衣
はいはい
大貫 智樹
よっしゃ


私はキッチンへ行ってエプロンをつけて小麦粉や砂糖を取り出した
大貫 智樹
お前のクッキー期待してるかな


ニヤッとして私のエプロン姿をまじまじと見てきた
橋川 芽衣
もう、そんなこと言わないでよ…




(( チーン ))






橋川 芽衣
できた!
大貫 智樹
おー結構いいじゃん


ほかほかに焼けたクッキーはとても美味しそうな出来上がりになった
橋川 芽衣
じゃあ、ちゃんと食べてくださいね?
大貫 智樹
食べさせてよ
橋川 芽衣
はい!?


やれやれと思いつつクッキーを智樹の口に差し出した
橋川 芽衣
はい、あーん
大貫 智樹
…っあつ
大貫 智樹
おいしい…


もぐもぐと口の中に食べてごくりと食べてから言った
橋川 芽衣
ほんと!?よかったあ
大貫 智樹
食べたい?
橋川 芽衣
え?まあ…


食べさせてくれるかと思ったら智樹はパクッと食べた
すると私の顎に手を持っていき舌を絡ませながらキスをしてきた


口の中に私が作ったクッキーが舌に絡まっている
橋川 芽衣
…んっ


やっと口づけが解放された
私の口にはあのクッキーの味が残っている
大貫 智樹
ね?美味いでしょ?
橋川 芽衣
もう…ばかぁ…
大貫 智樹
…そんなこと…いうな…


智樹は私を引っ張って強引に馬乗りをしてきた







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ゆすずみ
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