第19話

#16
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2019/11/13 12:46
〜昼休み in屋上〜

岸「あぁ、そろそろ生選せいせんテストだぁ…」

あなた『なんだそら』

神「生徒会選抜テスト、略して生選テスト」

※本来の中学にはそんなテストはない! 公立は 私立はわからん! けど、多分ないはず!

あなた『生徒会選抜するためのテストとかあんの?! わぁぁ、前の学校の方がそういう面は良かったなぁぁ…』

神山「あなたがいた前の学校は生徒会メンバーはどうやって決まってたん?」

あなた『やりたい役員に立候補して演説とかして投票して投票数が1番多い奴がその役員になってた』

小「そっちの方がええなぁ こっちは成績順だからなぁ」

あなた『やりたくないから赤点並みの点数とろうかな〜』

岩「それは無理だよ」

あなた『え?』

岩「だって、生選テストは期末と兼ねてるから」

あなた『うわぁ、逃げられないようにされてるー』

永「成績が良い奴がこの学校を引っ張っていくに相応しいっていう考えだからねぇ この学校」

あなた『成績順って言っても学年内で? それとも学校全体?』

平「学校全体」

あなた『範囲、めちゃめちゃ広くなんの?!』

高「中2と中3は同じ範囲 だから、成績順が学校全体になる 中1の成績順は学年内」

あなた『中1にだけ甘いの?』

マ「そういうことだね」

あなた『ひいきじゃ、ひいき!』

神山「中1には問題が難し過ぎるって思ってんのやないと?」

あなた『いや、中3と同じ範囲にされてる中2の方がムズいだろ』

神「でも、加藤先輩は中1の頃から学校全体で1位取ってたからね」

あなた『はぁ?! めっちゃ頭ええですやん…』

岸「そうなんだよねぇ 中1の頃からこの学校の生徒会長務めてるからねぇ…」

あなた『今の生徒会のメンバーって誰がおるん?』

小「生徒会長の加藤先輩、副生徒会長の手越先輩…」

あなた『え?! 手越先輩も!?』

マ「あの人、見た目は勉強好きじゃなそえなんだけど頭いいんだよ」

小「で、もう1人の副生徒会長の神ちゃん…」

あなた『は? 身近にめっちゃ頭ええやつおるやん…』

高「神ちゃん、1年のときに学年1位とったから生徒会入りしたんだよ」

神山「あはは…」

小「書記の流星と新木」

あなた『新木さんは確かうちのクラスの美少女ちゃんやんな てか、流星ってあのいっつも眠たそうにしてる?!』

岩「家でちゃんと勉強してるんだよ」

あなた『人間、見た目では判断できないな』









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