第2話

転校生
882
2019/04/19 08:05
??side











「なぁ!今日転校生来るらしいぜ!」










「マジ!?可愛い子がいいなー‪w」












『彼女欲しいだけだろ‪w』













「バレたか‪w‪w‪w」












先生「HR始めるぞー」













『はーい』












先生「じゃあ転校生を紹介する。入って。」












あなた「綾川です。よろしくお願いします」












先生「窓側の奥に座ってくれ。みんな仲良くな!」












生徒「はぁ〜い」













なんか···人見知りなのかな、?








話すの好きじゃなさそうだし···









「あの子、可愛くね?」








『え?』







「可愛いよな?って言ってんの‪w」











『いきなりそこかよ‪w‪w』











···でも、確かに可愛い。





「てかさ、なんであんな無愛想だったんだろ」







「さぁー?俺今度話しかけてみよーっと」









俺も話してみようかな。













「ねぇ綾川さん!私こはる!よろしく!」





あなた「よろしく。で、何?」











こはる「綾川さんって中学どこ?」











あなた「っっ別にどこでもいいでしょ。」












こはる「いいじゃん〜教えて?」











あなた「嫌。」











こはる「ねー!お願い!!」











あなた「嫌って言ってるでしょ!あなたには関係ない!ほっといてよ!」











こはる「···何よ。せっかく話しかけたのに。もういい」












『···なんか中学が嫌だったのかな』










「いや知らん‪w‪w俺同じじゃないし‪w‪w」











『まぁ···そうだよな』












「てか性格キッツー‪w‪w怖すぎだろ‪w」











「あんなので怒らねぇし‪w‪wヤバそう‪w」















あなた「なんか用?」












「なんもないです」










あなた「あ、そ。」











「うー怖!」











『それって、理由があるんじゃない?』







「理由?」










『うん。俺あとで聞いてみる』










「やめとけよ〜」









『いや、やる』










「どうなっても知らないぞー」










『それでも大丈夫!』


























その時俺は、まだ知らなかった。

















彼女の過去に隠された、


悲しくて辛い過去と真実を···。





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