日が傾きかけた頃、漸く生徒たちは宿泊所に到着した
おー、来た来た
死ぬか思った……
弥生はそのまま地面に座り込む
ほんとに、よく生きてたね
ほぼ守られてたわ
不甲斐ないなー
仕方ないよ
個性も、向き不向きがあるからね
鬼殺隊員たちは特にだ
扱いやすさで、様々なことが変わってしまう
個性がうまく扱えない
もっと練習しないとだな
そのための合宿だからね
ふんっ、弱味噌が!
鬼殺隊員がじゃれている横で、
何やら子供と生徒たちが話しているのが見えた
……
どうした?あなた
うーん、なんかね……
あの子供は、
ただヒーローが嫌いなだけでない気がする
もっと、大きな理由がありそうな
……
……ま、それよりはよ食事行こ
お腹すいたわ
……そうだな
善逸が頷くと、伊之助が館内に向かって
走っていこうとした
飯か!
待て伊之助、
部屋に荷物を運んでからだ!
隊員たちもそれぞれ部屋に荷物を運ぶと、
生徒と一緒に食堂へ集合した
いただきます!
手を叩く軽快な音がして、
すぐに賑やかな話し声が広まった
そういや、
我妻さんのあれなんだったの?
あー、個性の暴走
感情高ぶるとなるんだよねぇ
え?
じゃあ、前雷に撃たれたっていうのも……
ご名答
善逸にキレすぎて個性が暴走した
まあ、私が感電したから
あの時はすぐ収まったんだけど
物騒な話やね
否定はしない
あなたがニヤリと笑った
にしても、皆テンションおかしくない?
お腹減りすぎたんやろな
あなたの呟きに的確な突っ込みが入る
ふむ
確かにご飯美味しいけどねぇ
あなたがリスのように頬を膨らませた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。