第69話

雑談
1,411
2021/05/27 12:00
我妻(なまえ)
我妻あなた
ん……
我妻善逸
我妻善逸
あ、起きた?
あなたが薄く目を開けると、
頭上には善逸の顔があった
我妻(なまえ)
我妻あなた
……皆は?
あなたは善逸の膝から起き上がり、
あくびを噛み殺しながら辺りを見回す
我妻善逸
我妻善逸
まだ着いてない
我妻(なまえ)
我妻あなた
ふーん……
相当寝てたように思うが
時計を見せてもらうと、森に放り出されたと
思わしき時間から4時間程が経っていた
今は2時半過ぎだ
我妻(なまえ)
我妻あなた
やっぱ結構寝てたねぇ
相澤消太
相澤消太
そうだな……3時間くらいか
我妻(なまえ)
我妻あなた
あ、相澤先生
相澤が声をかけると、
あなたはようやく彼の存在に気づいたようだった
我妻(なまえ)
我妻あなた
ね、善逸
我妻(なまえ)
我妻あなた
皆後どのくらいかかりそう?
我妻善逸
我妻善逸
えー?
善逸は外に出る


何かが終わったようで程なくして戻ってきた
我妻善逸
我妻善逸
予想が正しければ、
後3時間……3時間半くらいかな
地味な訂正が入った
我妻(なまえ)
我妻あなた
んー、苦戦してるね
我妻善逸
我妻善逸
まあ、弥生ちゃんに至っては
戦闘向きの個性でもないわけだから
我妻(なまえ)
我妻あなた
春だもんね
逆に何故あの中に入れられたか、疑問しかない
といっても答えは簡単、年齢が丁度良いのが
弥生しかいなかったという話なのだが
我妻(なまえ)
我妻あなた
夕飯作るのは手伝うかな
相澤消太
相澤消太
料理できるのか?
我妻(なまえ)
我妻あなた
善逸と2人暮らし始めてからは
基本私が料理担当なので
善逸が休みなら善逸が作ることもある
2人揃って任務なら、
鳴影たちが作ってくれる
そもそも、朝はいつも鳴影に
作ってもらっているのだが……
睡眠時間の確保のためには仕方がない
我妻善逸
我妻善逸
取り合えず、個性乱発したんだから
もうちょい休め
我妻(なまえ)
我妻あなた
はーい
あなたはソファに座り直すと、
いつの間にか微睡みの中に落ちていった

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